「なぜ君たちはこれほど文章がヘタなのか?」紙媒体とウェブのライター論争が話題 小田嶋隆さんやホリエモンも参戦!?
3月12日にライターの山田ゴメスさんが『All About News Dig』に掲載した
ウェブライターよ。なぜ君たちはこれほど文章がヘタなのか?
http://allabout.co.jp/newsdig/w/61992[リンク]
という記事がかなりの反響を呼んだ模様である。これに対してプロブロガーのイケダハヤトさんは
紙のライターよ、「文章の巧さ」を誇る暇があるなら「マネタイズ」を頑張りなさい
http://blogos.com/outline/82403/[リンク]
という記事にて
「文章の巧い下手」とかどうでもよすぎてウンコ漏らしそうです。
と反論し、これまた反響を呼んだ。
イケダさんのブログ記事に対し、コラムニストの小田嶋隆さん(@tako_ashi)は、
原稿を書く人間が「マネタイズ」みたいな言葉を振り回すのはどうなんだろうね。
「お客さん、今ならシマアジとイサキが原価率15パーセントでサービス中だよ」
とか、誰が寿司屋の大将から原価率の話聞かされたいのかってことだよ。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2014, 3月 16
メディアからの注文で原稿を書くのが「下請け的発想」で、自分のテキストをマネタイズするのが「メディアメーカー」だというイケハヤ師のご高説は、店舗販売が旧弊な既得権益ビジネスで、ネットワークビジネスが個人主導の新しい自由経済だとか抜かすマルチの兄ちゃんの言い草と似すぎてないか?
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2014, 3月 16
イケダハヤトさんによれば、私のような存在は「有名媒体の金魚の糞」で「下請け的発想」の滅び行く人種なんだそうで、よくもまあ好き放題に言ってくれるものですわ。 → http://t.co/MAw0EdEk4c
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2014, 3月 16
「原稿を書く人間が「マネタイズ」みたいな言葉を振り回すのはどうなんだろうね。 「お客さん、今ならシマアジとイサキが原価率15パーセントでサービス中だよ」 とか、誰が寿司屋の大将から原価率の話聞かされたいのかってことだよ。」
「メディアからの注文で原稿を書くのが「下請け的発想」で、自分のテキストをマネタイズするのが「メディアメーカー」だというイケハヤ師のご高説は、店舗販売が旧弊な既得権益ビジネスで、ネットワークビジネスが個人主導の新しい自由経済だとか抜かすマルチの兄ちゃんの言い草と似すぎてないか?」
「イケダハヤトさんによれば、私のような存在は「有名媒体の金魚の糞」で「下請け的発想」の滅び行く人種なんだそうで、よくもまあ好き放題に言ってくれるものですわ。」
と、連続して20回ほどツイートを行い、イケダハヤトさんに反論を行う。
参考:tako_ashi 氏がイケハヤ氏に苦言!そのやり方は自分の未来を食いつぶしているだけ(togetter)
また、現在LINE株式会社の田端信太郎さん(@tabbata)は、先のイケダさんの記事のURLを貼って
イケダハヤトさん自体が、そんな上から目線で言うほど、儲かってねえじゃねえかよ?というツッコミは自粛願います。
とツイートしたところ、池田信夫さん(@ikedanob)が「恥ずかしいからもうやめて。」とRT、ホリエモンこと堀江貴文さん(@takapon_jp)が「オモロい。俺も参戦しようかな」とRTしてなんともカオスな状況に。
オモロい。俺も参戦しようかな RT @tabbata: イケダハヤトさん自体が、そんな上から目線で言うほど、儲かってねえじゃねえかよ?というツッコミは自粛願います。=紙のライターよ、「文章の巧さ」を誇る暇があるなら「マネタイズ」を http://t.co/AxZaigC7TV
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2014, 3月 16
ホリエモンはその後ブログに
紙媒体中心のライターだろうが、ウェブ中心のライターだろうが、ダラダラと長文書く奴は皆カス。
http://horiemon.com/5477/[リンク]
というエントリーをアップしていた。どうでもいいことだがホリエモンは「クソ」「カス」をよく使い、イケハヤさんは「ウンコ」をよく使うような気がする。
イケダハヤトさんに関しては、1年前のものになるが小関悠さん(@youkoseki)の下記のツイートに「なるほど」と思ったのを覚えている次第である。
イケダハヤトというのは、なにも分かってない人が分かったふうなことを言い続けるとどうなるかという社会実験なのであって、それは炎上でもないし釣りでもないし、面白くもなければ、こういう風に解読されない限りそこにある意味もない。 http://t.co/fBWayVDZRO
— yu koseki (@youkoseki) 2013, 3月 7
イケダハヤトというのは、なにも分かってない人が分かったふうなことを言い続けるとどうなるかという社会実験なのであって、それは炎上でもないし釣りでもないし、面白くもなければ、こういう風に解読されない限りそこにある意味もない。http://t.co/fBWayVDZRO
とはいえ、私個人は昔読んだ某漫画のトラウマからか、イケハヤさんをディスると
「メラメラ コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」
「ギニャー」
となりそうで怖いのである。
※画像は「ホリエモン.com」より
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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