医師が教える 妻を病気にする夫の7つの言動
頭痛、耳鳴り、めまい、高血圧、うつ、不眠・・・。
さまざまな治療を何年も受けているのに、一向に改善しない症状があるなら、それはもしかして「更年期障害」ではなく「夫源病」かもしれません。
「夫源病」とは文字通り「夫が原因で引き起こされるさまざまな心身の不調」のこと。
『妻の病気の9割は夫がつくる』(石蔵文信/著、マキノ出版/刊)では、医師である著者の石蔵氏が「夫源病」の原因となる夫の言動を紹介しています。
■妻を病気にする夫の7つの言動とは
毎日の生活のなかで、夫に次のような言動が見られたら要注意。あなたの夫は「夫源病」の原因かもしれません。
・「だれに食わせてもらってるんだ」が口癖
・高熱で寝込む妻に「飯は?」と詰め寄る
・子どもの悪い部分はすべて「おまえのせい」
・今日あった出来事を話しても上の空
・自分は夜遊びするのに妻には許さない
・姑が言いたい放題でも見て見ぬふり
・定年退職したとたん四六時中まとわりつく
「夫源病」のやっかいなところは、妻の心を傷つけ、心身に不調をきたすほど大きなストレスを与えているにもかかわらず、夫本人に「妻を傷つけている」という自覚がないことです。
■今すぐできる「夫源病」の治し方
「夫源病」は夫の何気ない言動がストレスとなり、妻の心身に更年期障害のような症状が表れる病気。
したがって、いくら薬で症状を抑えても、根本の原因である「夫に対するストレス」を取り除かなければ、「夫源病」は治りません。
著者によると、「夫源病」を治す方法は次のようなものがあります。
(1)口げんか
(2)プチ別居(ポイントは、まずは夜の外出からはじめること、夫に反対されても「一人の時間が必要」と押し切ること、夫の身の回りの世話はせずに出ていくこと、外出中は夫に連絡を取らないこと。)
(3)カラオケ、映画、妄想など一人でストレス解消できる方法を持つ
このような手段を講じても夫がしつこく抵抗し、無理難題を言い続けるようであれば、“最終手段(本格的な別居や離婚)”をちらつかせるしかありません。
ただし、“最終手段”はもろ刃の剣。それなりの覚悟を持って挑まなければなりません。
いかがでしたか?
夫婦をむしばむ恐ろしい病・「夫源病」。でも、「夫源病」はこれまでの夫婦関係を見直すチャンスでもあります。
著者によると、夫婦生活を長続きさせるポイントは「いい意味でのあきらめ」と「適度な距離感」。お互いのペースを尊重し、本音を言い合いながら楽しく年を重ねていける夫婦関係を築いていきたいですね。
(新刊JP編集部)
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