総ブロック数なんと3000個「レゴひな祭り」が今年も開催! 日本人唯一のレゴ職人にインタビュー
今年6月でオープン2年目を迎える『レゴランド・ディスカバリー・センター東京』では、2014年2月18日(火)から季節のスペシャルイベント「レゴ ひな祭り」がスタート! その様子をいち早くレポートします。今回は世界に10人、日本人唯一のレゴ職人(マスター・ビルダー)大澤よしひろ氏のお話も伺うことができました。
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総ブロック数はなんと3000個(16色)! 大迫力のひな人形飾り
1ブロックずつ丹念に制作した、おひな様、おだいり様、三人官女、そして五人ばやしの総勢10体。すべて私たちも手に入れることができる普通のレゴブロックで作られているというのだから驚き!
おひな様の「十二単衣(じゅうにひとえ)」や伝統的な髪型「大垂髪(おすべらかし)」も、レゴブロックで表現すればこんなにポップに。
昨年の「ひな祭り」イベントには無かった「五人ばやし」も仲間入り。
もちろん彼らが持っている楽器もすべてレゴブロックのパーツでできています。
また、レゴ職人のテクニックが学べる人気アトラクション「マスター・ビルダー・ワークショップ」では、期間限定でおひな様作りにもチャレンジできますよ。
遊びに行ったことがある人もチェックしてみて! 巨大ジオラマ「ミニランド」
総制作期間7ヶ月という東京の町並みの巨大ジオラマ「ミニランド」。その作りの精巧さに、子どもも大人も思わず時間を忘れて見入ってしまうはず! 実はこのジオラマ、季節によって微妙に変化しているのだとか。一度遊びに行ったことがある人もじっくり見てみたら新しい発見が得られるかもしれませんよ。
木に雪が積もっている仕様はこの季節ならでは。
夜になると花火も上がります。 ロマンチック!
日本人唯一のレゴ職人「マスター・ビルダー」大澤よしひろさんインタビュー
世界にたった10人、日本人唯一のレゴ職人「マスター・ビルダー」の、大澤よしひろさん。レゴランド人気のアトラクション「マスター・ビルダー・ワークショップ」では、子どもたちにレゴを通じてモノ作りの楽しさを伝えています。そんな彼に今回はお話を伺うことができました。
――まずは普段の制作について教えてください。制作に入る前に、設計図などは作りますか?
大澤よしひろさん(以下、大澤):設計図は無いです。本物の写真を見たり、インターネットで調べてそれを見ながらレゴで作っていきます。
――では作りながら、頭の中で組み立てていくんですね。
大澤:そうですね。
――発想から制作が終わるまでどれくらいの時間がかかりますか?
大澤:結構かかりますね。この「ひな人形」だと、発想から完成まで約1ヶ月はかかりました。細かさにもよりますが手のひらサイズの物なら10分くらいですぐに完成しますよ。
――普段の生活の中で、どのような時にアイディアが浮かびますか?
大澤:やはり作品を作っている時ですね。「他にもこんなものが作りたい」というアイディアが浮かんできます。
――それでは、今回のイベントの一番の見どころを教えてください。
大澤:やはり一番のこだわりは道具ですね。ちゃんと本物みたいに作ってあるのと、置き方も本物のひな人形と同じようにしてあるので、そこを見てもらいたいです。また、今年からは「五人ばやし」も仲間入りしているので、そちらにも注目して欲しいですね。
――最後に、これから作ってみたいジャンルと、レゴを通してこれからやってみたいことを教えてください。
大澤:何でも作っていきたいです! 強いていえば、“街”とかですかね……。“レゴランド” を作っていくことにも、これからも力を入れていきたいですね。
――どうもありがとうございました!
大澤さんのネームプレートもひな祭り仕様になっていました。
もちろんレゴブロック製。かわいい!
こだわりの作品が間近で見られる「レゴひな祭り」は3月3日(月)のひな祭りまで開催中。 残念ながら今年1月より入場規則の改定で大人のみの入場は不可となってしまいましたが、定期的に「大人のレゴ教室」を開催しているので是非そちらを利用してみてください。詳しい情報はホームページをチェック!
レゴランド・ディスカバリー・センター東京|オフィシャルウェブサイト
http://www.legolanddiscoverycenter.jp/tokyo/[リンク]
■開催概要:『レゴ ひな祭り』
■期間:2014年2月18日(火)〜3月3日(月) 10時〜21時(最終入場 19時)
■場所:レゴランド・ディスカバリー・センター東京(港区台場 1-6-1 デックス東京ビーチ アイランドモール)
■入場料金: 窓口料金:2300円/人、2人以上2000円/人 お得なオンラインチケットもあり
食いしん坊万歳!
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