ミスチル新曲“放たれる”は劇団ひとり初監督映画「青天の霹靂」主題歌
(C)2014「青天の霹靂」製作委員会
Mr.Childrenの新曲“放たれる”が、5月24日公開の映画「青天の霹靂」の主題歌に決定した。
「青天の霹靂」は、多方面で活躍するお笑い芸人の劇団ひとりが上梓した同名小説を原作に自らメガホンをとった映画監督デビュー作。脚本は「僕の生きる道」「フリーター、家を買う。」などのドラマを手掛けた橋部敦子が担当する。主人公の売れないマジシャン役を大泉洋が担当し、東京・浅草にタイムスリップした彼が出会う若き日の母親を柴咲コウ、父親を劇団ひとりが務める。そのほかのキャストの発表にも注目しておこう。
そんな「青天の霹靂」の主題歌となった“放たれる”は、劇団ひとりの希望によりミスチルにオファーを出し、バンドが映画の世界観と物語に共感して書き下ろしたナンバー。メンバーの桜井和寿は「〈ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間〉/この物語を読んで、そんなイメージが湧いてきました」と語っており、楽曲がどように映画を盛り上げてくれるのか楽しみなところだ。なお、同曲のリリースについては未定とのこと。
Mr.Children 桜井和寿 コメント
“放たれる”というタイトルが多くを語ってしまっているかもしれないけれど、
〈ケージの中で傷を癒した鳥が、再び空に向かって飛び立つ瞬間〉
この物語を読んで、そんなイメージが湧いてきました。
背負ってしまった運命。
付き纏う寂しさ。
拭えない悲しみ。
思い通りに事が進まないもどかしさ。
そんな、重く薄暗い場所にある誰かの心が、自由と明るさを取り戻す大事な場面に、
ただ寄り添うだけの最良のBGMでありたい、そう願っています。
監督・劇団ひとり コメント
まさか受けてもらえるとは思わず、お願いした本人が一番驚いています。映画本編よりミスチルの曲のほうが良かったと言われないように頑張ります。
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