今回の韓国の攻撃により利益の得た者は? 『産経新聞』『痛いニュース』『したらば』……
今回の韓国からの『2ちゃんねる』への攻撃により『2ちゃんねる』やデータセンター、そのほかのサービスがダウンし被害が相次いだが、そんななか利益を得た者も居るのではないだろうか。
『2ちゃんねる』はもちろん被害者、同じくデータセンターであるPIEも大きな被害者である。今回の攻撃に最も対策、対応におわれただろう。未来検索ブラジルが運営する『2ちゃんねる検索』もサーバダウン障害および『2ちゃんねる』の検索が出来なくなることから、被害者の内のといえる。しかし各ニュース媒体は今回の件を報道し利益につなげたのではないだろうか。『産経新聞』は今回の件を“2ちゃんねるダウン 韓国からのサイバー攻撃か?”という見出しで記事にしており、それが『痛いニュース』に取り上げられている。これはかなりの利益(ページビュー)につながったのではないだろうか? 『2ちゃんねる』を見ることができない状況だからこそ尚更だ。
さらには『2ちゃんねる』ニュース速報板の避難所がライブドアサービス『したらば掲示板』に作られている。一時的ではあるがページビューが増加していることも考えられるとこれも利益の内と考えられる。
『ガジェット通信』もサーバダウンを起こしながら、利益を得たのではないだろうか。今回の件をいち早くニュース配信し、ポータルサイト(ライブドア)のニュースランキングトップ10に関連ニュースが2本(ほかを含むと計3本)ランクインしている形となった。しかし『ガジェット通信』本体も攻撃を受けたことから、素直に喜ぶことが出来ないというジレンマがある。
今回の『2ちゃんねる』ダウンにより2ちゃんねらーはどこへ避難したのだろうか。『コッソリアンケート』にて1時間のアンケートを採ってみたところ以下のような結果が得られた(集計数、935人)。
「居場所がなくなった」という意見が22.3%でダントツのようだ。次点は「ニコ動やYouTube」といった結果が16.7%になっている。つまり『2ちゃんねる』に依存していたユーザーは居場所をなくす以外の選択肢では、ニコニコ動画、したらば、ポータルサイトを見ていたことになる。
居場所がなくなった;; 213 (22.3%)
ニコ動やYouTube 160 (16.7%)
ネットしてない 142 (14.8%)
したらば(2ch系掲示板) 123 (12.9%)
Twitter 86 (9%)
ネットゲーム 80 (8.4%)
ポータルサイト 59 (6.2%)
2chまとめブログ 43 (4.5%)
韓国の作戦本部 34 (3.6%)
IRCやメッセンジャー 17 (1.8%)
もうすぐ復旧が予定されている『2ちゃんねる』だが、復旧時には多くのユーザーが押し寄せそうだ。
■最近の注目記事
韓国の攻撃から1日経過するも『2ch』はまだ復旧出来ず ガジェット通信も攻撃を食らう!
『エクセル』のオートシェイプでハイクオリティなガンダムを描いてしまう動画!
何者かによるアタックで『2ちゃんねる』全体がダウン! 関連サービスもダウン
手書きで描いたルパンのアニメーションが素晴らしいクオリティ!
テレビに表示される津波情報が邪魔とアニメファン激怒! 「再放送を断固要求する」との声
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。