浜松市の家康くんが台東くんに果たし状? 「うなぎ VS どぜう」のゆるキャラ代理戦争レポート
ガジェット通信に遊びに来たこともある浜松市のマスコットキャラクター、“出世大名家康くん(以下家康くん)”。なんと『ゆるキャラグランプリ 2013』での1位獲得を目指して、各地のゆるキャラに闘いを挑んでいくのだとか。第1弾は浜松市の名物“うなぎ”の後見人として、どじょう料理が名物の浅草がある台東区の“どぜう(どじょう)”に果たし状を送り、8月26日に決戦が行われました。「家康くん VS 台東くん」のゆるキャラ代理戦争ともいえる「うなぎ VS どぜう」の“天下分け目の泥仕合”のレポートをお届けします。
決戦の舞台は小学校
決戦の舞台となったのは、台東区の浅草小学校。夏休み中の小学生たちがお手伝いに参加して、「うなぎ VS どぜう」の対決を盛り上げてくれます。
校庭には「うなぎ VS どぜう」のド迫力のポスターと果たし状が貼り出されていました。要約すると「家康公のお膝元でスタミナ食として大きな顔をしているのは許せん、浜名湖のうなぎはお前と比べ物にならないスタミナ源じゃ!」というもの。うなぎの方がメジャーなのに大人げないなあ……。
家康くんがバージョンアップ?
決戦は、“うなぎチーム”と“どぜうチーム”に分かれて行われます。まず家康くん率いる“うなぎチーム”の入場。おや? 家康くんの様子がいつもと違うぞ?
うなぎ型のちょんまげがトレードマークの家康くんですが、この日は兜(かぶと)を着用。“超やらまいかバージョン”として登場しました。
続いて台東くん率いる“どぜうチーム”が入場。この2チームで1回戦、うなぎとどじょうのつかみどり対決が行われることに。
ここで意気込みを聞かれマイクを向けられた家康くん。あれ? 家康くんはしゃべれないはずでしたが……。
「取って取って取りまくれ~! やらまいかっ!」
しゃべった……! そう、ここぞという場面で登場する“超やらまいかバージョン”の家康くんは、しゃべることができるのです。通訳さんを交えないとしゃべれない台東くんと比べて、マイクアピールで家康くんが1歩リード。
1回戦:つかみどり対決
いよいよつかみどり対決のスタート。うなぎチームはうなぎ、どぜうチームはどじょうをビニールプールからつかみ取って水槽へ入れていきます。うなぎチームは、青々としてイキのいいうなぎに大苦戦。一方、小さくて多少つかみやすいどじょうはどんどん水槽に放り込まれていきます。小学生たちの健闘に家族の応援も加わり、会場は大盛り上がり。
制限時間が終了。集計の結果、29対69でどぜうチームが圧勝! 暑い中頑張った小学生たちのランチタイム休憩に入ります。
どじょう料理の名店がランチを振る舞う
うなぎチームには飯田屋のうな丼、どぜうチームには駒形どぜうのどじょうのかば焼き丼が振る舞われ、みんなで「いただきます!」。いずれも浅草のどじょうの名店ですね。スタミナをつけて午後の決戦に臨みます。
2回戦:にょろにょろダンス対決
ランチタイム休憩を挟んだ2回戦は“にょろにょろダンス対決”。手首・腰・足首につけた歩数計をにょろにょろダンスで揺らし、歩数の合計を競い合います。チーム全員が1人ずつダンスに参加し、残りは応援で参加。熱い闘いを繰り広げます。
最後には大将、家康くんと台東くんの直接対決! 着ぐるみの大きな体を揺らして懸命ににょろにょろを表現します。
集計の結果、2220対2213の僅差でうなぎチームが勝利! 家康くんも「うれしいのじゃ!」と喜びの声をあげます。
結果としては1勝1敗となった今回の対決。対決を通してすっかり打ち解けた小学生とゆるキャラたちで記念撮影をしてイベントは終了しました。みんなお疲れさま!
今回は引き分けでしたが、家康くんには第2弾、第3弾の決戦が今後予定されています。詳しくは家康くん公式サイト『出世大名家康くん 天下統一への道』で情報が順次公開されるので、気になる人はチェックしてみてください。
『出世大名家康くん 天下統一への道』
http://ieyasu-kun.jp/
対決の模様の動画はこちら
http://ieyasu-kun.jp/1sen/[リンク]
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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