【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

2026年11月7日、22/7(通称、ナナニジ)が東京・東京国際フォーラム ホールAにて、〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉を開催した。約4年ぶりとなる同会場でのアニバーサリーライブ。昨年2025年12月に3期生を迎え、新章を展開してきた彼女たちが、これまでの歩みと新たな可能性を示すステージだった。

開演を告げるOvertureが流れると、メンバーがステージに登場。その凛とした眼差しからは、この日のライブを最高のものにしたいという熱い意志が伝わってきた。1曲目に披露されたのは、最新17thシングルの表題曲「CALL & RESPONSE」。ハードなロックサウンドが会場を揺らすなか、タイトルを体現するようなコールアンドレスポンスが客席からも巻き起こり、冒頭から会場の熱気を一気に引き上げた。

続く「絶対愛と必要愛」「後でわかること」「二つの道」と、いまナナニジの現在地を示す楽曲が並ぶ。比較的新しい楽曲を軸に据えた序盤のセットリストは、彼女たちがこれから描いていく景色への期待を膨らませた。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

次のブロックでは、1・2期生のみで「理論物理学的 僕の推論」をエモーショナルにパフォーマンス。楽曲の随所に挟み込まれる台詞も22/7の大きな魅力だが、この日は一つひとつの言葉にメンバーの熱い思いが込められていることがひしひしと伝わってきた。さらに「あなたでなくちゃ」「スパシーバ!」とキラーチューンを連発。グループがこれまで積み重ねてきた楽曲の幅広さと、磨き上げられたパフォーマンス力を存分に見せつけた。

再び3期生が加わり、次のブロックでは「タチツテトパワー〜佐藤さん〜」「乳酸菌たち〜世界中で歌おうぜ」をメドレーで披露。ユニークなタイトルが印象的な2曲に合わせて、メンバーは客席へと繰り出し、ファン一人ひとりに目を向けながら、全力全開のパフォーマンスを届けた。観客との距離を縮めながら、楽曲ごとに異なる表情を見せる姿からは、22/7の持つ表現の多彩さが伝わってきた。

中盤では、最新シングルの収録曲「可能星」「純情な魔女」を続けて披露。さらに「僕が持ってるものなら」「ロックは死なない」では、期の垣根を越えてメンバーを2つのグループに分け、それぞれ異なる個性を持つ2曲をパフォーマンスした。対照的な楽曲を通じて、新体制ならではの新たな挑戦と、これまでグループが育んできた音楽の軌跡を感じさせる。メンバーそれぞれの持ち味を生かした熱のこもったステージが続いた。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

ここで、これまでのアニバーサリーライブを振り返る映像が上映された。過去のステージに刻まれたメンバーたちの姿とともに、22/7が歩んできた歴史、そして今回の東京国際フォーラムへとたどり着くまでの道のりを改めて振り返るひとときとなった。

映像を経て、ライブはいよいよ後半戦へ。「僕は今夜、出ていく」「シャンプーの匂いがした」「曇り空の向こうは晴れている」と、心の機微を丁寧に描き出すエモーショナルな楽曲が立て続けに披露される。メンバーの歌声と表情に込められた思いが客席へと広がり、会場は次第に深い感動に包まれていった。

続いてライブ、3期生による「叫ぶしかない青春」「風は吹いてるか?」を披露。もがきながらも、まっすぐ前を向いて進んでいこうとする決意を込めた歌声が、22/7の現在地を鮮やかに映し出す。その堂々としたパフォーマンスからは、3期生が今やナナニジに欠かせない存在であり、グループの一翼を担っていることが強く感じられた。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

ライブはいよいよクライマックスへ。「理解者」「地下鉄抵抗主義」「何もしてあげられない」と、グループの歴史を語るうえで欠かせない楽曲が続く。新たなメンバーを迎えながらも、22/7が大切にしてきた物語や、楽曲に込められた感情は途切れることなく受け継がれている。時を重ね、メンバーが変わっても、その根幹にある思いは変わらないのだ。

本編最後を飾ったのはグループの原点でもある「僕は存在していなかった」。この楽曲を最後に据えたことで、これまでの歩みを振り返るとともに、その歴史を受け継いだ現在のメンバーが、確かな意志を持ってステージに立っていることを感じさせた。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

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アンコールでは、これまで『22/7 計算外 season3』で展開してきた「ROAD TO 東京国際フォーラム!ナナニジPR旅」を振り返る特別企画を実施。ステージ上のスクリーンには、PR旅の道中で出会った人々からのビデオレターが次々と映し出され、メンバーたちが各地で築いてきた縁を改めて振り返る。映像の上映後には、同番組で約9年間にわたりMCを務めるお笑いコンビ・三四郎がサプライズで登場。思いがけないゲストの登場に、会場からは大きな歓声が上がった。

そして、PR旅でお世話になった人々のなかから、ゲストがステージに登場。番組にも出演した三島市のキャラクター・みしまるくんらが駆けつけた。予想外のゲストの登場にメンバーも驚きながら、三四郎やゲストとともにアンコール曲「YESとNOの間に」を披露。東京国際フォーラム ホールAという大きなステージで、PR旅を通じて生まれた縁がひとつのパフォーマンスとしてつながった。

このPR旅で、地元の人々や観光客に直接声をかけ、グループの存在を知ってもらおうと奮闘する姿は、普段のライブや映像作品だけでは見えにくいメンバーの個性を伝えるものだった。サッカーチームのホームゲーム会場でのPR活動や場外ステージでのパフォーマンスなど、音楽ファン以外の人々にもアプローチしてきたナナニジ。今回のライブは、そうした地道な活動の先にたどり着いた、ひとつの大きなゴールでもあったのだ。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

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三四郎たちがステージを去った後、MCでは、12月の卒業コンサートをもってグループを卒業する麻丘真央が、今回の公演を振り返った。2022年に初めて東京国際フォーラム ホールAのステージに立った当時について、「もっともっと会場が広く感じて、すごく怖くなった」と回顧。しかし、この4年間で大きく成長できたと語り、今は本当に心の底から楽しく、皆さんの顔を見てパフォーマンスすることができた」と、今回のステージで感じた自身の変化を明かした。

続いて天城サリーは、4年前には大きく感じられた会場で、今では楽しみながらパフォーマンスできるようになったメンバーたちの成長を喜び、「楽しめるようになるまで成長できたメンバーを見るってすごく嬉しかった」とコメント。

また、約半年間にわたるPR旅を通じて、改めてファン一人ひとりが会場に足を運んでくれること、配信を視聴してくれることは決して当たり前ではないと実感したという。「目の前にいる一人ひとりの方々が大切」と語り、これから迎える10周年に向けても、ファンへの感謝を忘れずにともに歩んでいきたいと伝えた。

ラストチューンは「未来があるから」。これから先の未来を見据えるように、大きな光が会場を照らしていた。約4年ぶりに立った東京国際フォーラム ホールA。そこに至るまでには、メンバー自身がグループの魅力を届ける挑戦があった。着実に一歩ずつライブ会場へと近づいていった日々。その積み重ねもまた、ナナニジを形作る大切な物語なのだ。

変化を重ねながらも、これまでの楽曲と歴史を繋いできた22/7。今回のアニバーサリーライブは、その歩みを確かめると同時に、グループが10周年という次の未来へと踏み出すための大切な1日だった。

【ライブレポ】22/7、9年間の軌跡を胸に、まだ見ぬ未来へ──〈22/7 ANNIVERSARY LIVE 2026〉

取材&文:ニシダケン

セットリスト

22/7〈ANNIVERSARY LIVE 2026〉
2026年11月7日 東京・東京国際フォーラム ホールA

M1. Overture
M2. CALL & RESPONSE
M3. 絶対愛と必要愛
M4. 後でわかること
M5. 二つの道
M6. 理論物理学的 僕の推論
M7. あなたでなくちゃ
M8. スパシーバ!
M9. タチツテトパワー〜佐藤さん〜乳酸菌たち〜世界中で歌おうぜ
M10. 可能星
M11. 純情な魔女
M12. 僕が持ってるものなら
M13. ロックは死なない
M14. 叫ぶしかない青春
M15. 風は吹いてるか?
M16. 僕は今夜、出ていく
M17. シャンプーの匂いがした
M18. 曇り空の向こうは晴れている
M19. 理解者
M20. 地下鉄抵抗主義
M21. 何もしてあげられない
M22. 僕は存在していなかった

アンコール
EN1. YESとNOの間に
EN2. 未来があるから

アーティスト情報

■公式HP:https://nanabunnonijyuuni-mobile.com/s/n110/?ima=5222
■公式X : https://x.com/227_staff
■公式Instagram:https://www.instagram.com/nananijigram22_7/
■公式YouTubeチャンネル : https://www.youtube.com/@227SMEJ

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