【ライブレポ】自動車教習所に広がった愛と夢のステージ〈NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.2026〉

2026年9月23日に大阪の寝屋川市にあるネヤガワドライビングスクール(通称:ネヤドラ)にて、〈NEYAGAWA DRIVE ROCK FES.〉(通称:ネヤフェス)が開催された。
会場はドライビングスクール、つまり自動車教習所である。今年で3年目となり、地元のライブハウス・寝屋川VINTAGE協力のもと、教習所内のコースに屋外音楽ステージを制作して行われている。大阪のラジオ局FM802も後援として参加しており、飲食の出店も8店舗あるなど、空気感は野外フェスそのもの。毎年人気の実際の教習車のボンネットに出演バンドへのメッセージを書き込むという、このイベントならではのブースも用意されている。そして魅力的なブッキングは今年も寝屋川出身のロックバンド・the paddlesの柄須賀皇司が担当した。
このイベントは「より若い世代に交通安全の意識を持ってもらいたい」という秋の全国交通安全運動の取り組みの一環として行われており、事前予約制の入場無料で開催。今年は「NO MORE NAGARA SMA-PHO(ノーモアながらスマホ)」というテーマで開催された。また、チャリティーグッズも販売され、売上は寝屋川市交通遺児激励基金へ寄附されている。
今年は5組のロックバンドが出演し、過去最多来場者数となった1500名を楽しませた。そのライブの模様をお伝えする。

まず最初に柄須賀、ハタノユウスケ(FM802DJ)、このイベントの発起人で教習所職員であるヘルメットおじさんこと阪口(通称:ヘルおじ)による交通安全トークショーが開催された。途中には昨年に続き、広瀬慶輔寝屋川市市長も登壇し、4名で交通に関するエピソードや対処法などを話した。ヘルおじは「今の若い世代にとってスマホは体の一部となっていて、無意識に見ることも多い。ただスマホを見る時、人間の視野は2度になるため、ながらスマホは非常に危険で大きな事故に繋がります」と伝え、その啓発ソングとしてヘルおじが作った『視野は2度』という弾き語り曲も披露した。最後はフロアと「無事に帰ろう!」と約束のコールアンドレスポンスを行い、トークショーは終了した。
TOTOJI「今度手を引くのは俺の番」

オープニングアクトを務めるのは寝屋川発のロックバンド・TOTOJI。「良い若手ではなく、カッコいいバンドです!」とJOSEI BAND BAND(Gt.Vo)が叫んだように、トッパーとしての役割を果たすため、トモキ(Ba)もイクナガトア(Dr)も全身全霊で楽曲を届け、1曲目「頭の中」からフードコーナーや後方のボンネットメッセージコーナーいたお客さんをどんどんステージに引き寄せていく。演奏やステージングは力強くもメロディは爽やかであり、野外特有の風とその音が心地よく混じって、サビではしっかり拳が上がった。「みんな怪我なく!だけど、大事件を起こそうぜ!」と、そのままボルテージを上げていき「花火」へ。白昼の会場でも花火大会の夜を舞台にした若き男女の甘酸っぱいシーンが即座に浮かび、まさに花火のように熱くて美しい気持ちが伝わる楽曲。フロアからは拳の数だけでなく笑顔の数もさらに増えて、「この景色は花火よりも綺麗だ!」とJOSEIは伝えた。アウトロにも花火のような儚さがあるのがニクかった。
MCではJOSEIが主催者の阪口との出会いについて話す。阪口は定期的に寝屋川VINTAGEで学生向けライブハウスイベントも行っており「僕はずっと六畳一間でギターを弾いて、1人で歌っていました。でも高校2年生の時に阪口さんに出会って、ライブハウスまでの横断歩道を手を引いて連れていってくれたんです!ホンマにありがとうございます!」と感謝を伝える。そして「全員で安全に笑顔で帰れる日にしたいです!歌おう!」と「流れ星のメロディー」を歌い始める。その上がった拳を見てJOSEIは「今立ち止まっているなら、俺がその手を引いて一緒に連れていってやるよ!」と約束し、1秒の妥協もなく“あなた”への愛を込めた歌を届けた。最後に「君は君でいい!それだけ。またね」と伝え「SUMMER End’s STATION」を届ける。今年の夏の思い出がスローモーションで思い浮かんでくるような優しく包み込んでいくサウンドを展開していく。あの日、ライブハウスの扉を開けたことで体内に流れ始めた音楽の血液を、余すことなく伝えていく3人。それは「さぁ次はどんなステージで会えるかな」と期待を抱くには十分な姿だった。最後に「ネヤドラフェス、始まります!」と改めてJOSEIが開会宣言をしてライブは終了した。
【セットリスト】
1.頭の中
2.花火
3.流れ星のメロディー
4.SUMMER End’s STATION

リハーサルで時間いっぱい曲を詰め込んだ結果、そのまま板付でライブスタート。山口大貴(Vo.Gt)は初出演に感謝しつつ「顔合わせの時にダイブモッシュ絶対に起こさないようにってあったんだけど、真っ先に俺ら見られた笑。なしでも楽しめるよね、みんな!」と伝え、「ダイブモッシュはダメだけど、一緒にジャンプするのはOKみたいですよ!」と全員で飛び跳ねながら「Fine!!」をスタート。「フェスだぞ!」「ジャンプサボってる?そんなんでいいんですか?」と4人は歌い演奏しながらも、何度もジャンプや歌うことを促し、隅々までピースフルな空間を作っていく。「ようこそフェスへ!もっと一緒に歌おう!」と言って始まった「愛しているように」は<歌で君を守るから>という真っ直ぐな愛が伝わっていき、安心感からさらにフロアの表情もほぐれていく。「届いてるんすかー⁉︎」と山口が叫べば後方からも声が上がり、その場にいる全員と歌で目と拳を合わせていることが分かる。山口も両手でピースを掲げて応えるとハンドマイクに変わり「教習所で一緒にバカやりませんか!」と「バカやろう」でさらにヒートアップ。明神竜太郎(Dr.Cho)のドラムもフルスロットル。桑原拓也(Gt.Cho)と堀内一憲(Ba.Cho)もステージを自由に動き回り、山口に「何やってんの?」とツッコまれるほど。この日はシルバーウィーク最終日だったが、その場にいる誰もが明日のことを考えず全身で楽しんでいた。
ここで山口は「プッシュのライブを初めて見る人」と聞いてみると、意外にも多く手が上がり「だったら初めてでも一緒に歌える曲持ってきました!」と「ダイナマイトラブソング」を投下。その通りシンガロングもクラップも進むたびに大きくなっていき「いいね!」と山口も上機嫌に。途中の“免許持ってる人”と“免許持ってない人”に分かれてのシンガロングも盛り上がった。
「the paddlesもBlue Mashも一向に誘ってくれなかったから、初めて来た寝屋川での場所が教習所になりました。ここ⁉︎」と話して笑いを取った後に山口は「出会ってくれてありがとう。どこでやろうが君が笑っていれば正解だと思うよ。君が笑顔で帰ってくれるのが1番だと思ってます。心の底から笑かして帰ろうと思いますわ!」と「笑って」へ。「教習所で大声で歌うなんて、あと何回あるよ?ネヤドラが楽しかったって証明したろうぜ!」と、<笑ってほしいのです>の大きなシンガロングを響かせる。この日のこの時間帯は本来曇天予報だったのに想像以上に晴れたのは、空をも笑わせちゃったからか。そんなエネルギーを生んだ彼らは「ありがとな!次の大阪はあれだわ。1月16日のワンマンライブで会いましょう!」と伝え「最終列車」で圧巻のフィニッシュ。最後の「また君とライブハウスで会おう!金沢vanvanV4、プッシュプルポットでした!」という言葉にはthe paddlesに負けないローカルを背負っているバンドのカッコよさがあった。
【セットリスト】
1.Fine!!
2.愛しているように
3.バカやろう
4.ダイナマイトラブソング
5.笑って
6.最終列車

彼らもリハーサルから立て続けに曲を演奏したので、ハケる間もなく板付でそのままスタート。リハーサルの熱気そのままに始まった「ムカつく奴は敵」では、激しいサウンドにおーちくん(Vo)とやっさん(Vo.Gt)の煽りも合わさって、空に向けてパンチを繰り出しまくるネヤドラフェス。けつぷり(Gt)のギターソロも燃料となっていた。続けて自己紹介ソング「いきものがかりと同じ編成」のイントロが流れると、待ってましたと言わんばかりにざわつき、クラップからのお馴染みサイドステップで大盛り上がりとなって、この日もドリアンにXで「売れてきた?」と思わせた。私の隣にいた3歳くらいの子もノリノリだ。最後のおーちくんの叫びは「次5連休あるの6年後です!シルバーウィーク終わるのイヤやー!」。
やっさんは「このイベントはホンマにすごい試みやから、来年も再来年もずっと続いていけるような日にしたくて新曲作ってきました!」と「NEYAGAWA DRIVE ROCK FES 2026」を披露。 途中曲に合わせてお客さんが運転ハンドルを握って全員で各々のポーズを取る場面も。左折する人もいれば、右折する人もいるし、坂道発進もいた。そんな激しいドリフトは止めといたほうがいい人もいた。おーちくんはバックしてた。続いて「昨日僕らは福島県でライブして、そのまま車を運転してネヤフェスに来たんです。その気持ちを込めた曲を聴いてください!」と「もっと早く寝ればよかった」を披露。フロアが飛び跳ねるジャンプナンバーも、寝不足特有の瞼の重い感じや頭がズキズキする感じもサウンドに現れていて、彼らが無事安全運転で福島から到着してくれて良かったと思った。畳み掛けるように始まった「ドラゴンの裁縫セット(笑)」も寝不足を感じさせず(?)元気に演奏。フロアも一体となって独自の振り付けや<最強!ドラゴン!裁縫セット!>と歌って楽しんでいた。
ここでやっさんはお客さんや出演者、スタッフに感謝し、11月3日のオリックス劇場ホールワンマンライブへの熱い気持ちを伝える。加えて「今日僕らが1番年くってます!普段僕らのような音楽に触れない人もいるでしょうが、他の出演者同様にここに来てくれたみんながどうしたら1番楽しんでくれるのかというのを考えているし、来年も再来年も成功するように、今年を大成功させるようにやってます!ラスト2曲、全力でやらせていただきます!年下にカッコ悪いところ見せたくないっすわー!可能の範囲の最大でいっぱい手と声貸してもらってもいいですかー!」と言うと、この日最大の「興味あるー!」が返ってきて「カフェかと思ったら美容院だった」「焼肉屋さんの看板で牛さんが笑っているのおかしいね」を繰り出し、熱狂の渦に巻き込んで終了した。また、去り際に今日のチャリティーの宣伝をしていたのは、神戸出身のやっさんらしいとも思った。
【セットリスト】
1.ムカつく奴は敵
2.いきものがかりと同じ編成
3.NEYAGAWA DRIVE ROCK FES 2026
4.もっと早く寝ればよかった
5.ドラゴンの裁縫セット(笑)
6.カフェかと思ったら美容院だった
7.焼肉屋さんの看板で牛さんが笑っているのおかしいね

なんと彼らもリハーサルで時間いっぱい演奏したため(お客さんのリクエストに応えるシーンも)、そのまま板付でスタート。「大丈夫?疲れてないですか?まだまだreGretGirlと遊べるって人!」と平部雅洋(Vo.Gt)が聞くと元気な声が返ってきて、「ネヤフェス初めまして!俺たちが、和泉市からやって参りました(平部)、堺市からやって参りました(十九川宗裕(Ba))、富田林市(前田将司(Dr))からやって参りました、reGretGirlです。最後までよろしくお願いします!」と丁寧に自己紹介して最新曲「ラストダンス」からスタート。軽快で華やかなサウンドに、少しだけ陽も落ちてきたことでカラフルに彩る照明も良い感じにマッチし、フロアもクラップにハンズアップにと自分の手を楽器にして踊って、右肩上がりでグルーヴが上がった。そこから楽しげなリズムを繋ぎのBGMに「ネヤガワドライビングスクールの皆様の自己肯定感を爆上げする曲やります!みんな周りの目を気にしすぎ!だからもう今日はSNSもやるな!ながらスマホもアカンらしいから俺らだけ見てー!お前らの全部にいいね押したるから!ここにいる全員、可愛いー!」と「KAWAII」を、その次は平部がハンドマイクに変わって「音楽が好きという気持ちはどんだけスピード違反しても大丈夫だぞ!今から関西圏の最強の言葉を使ってアホになりましょう!」と「知らんけど」を演奏した。この2曲はノリの良いサウンドとキャッチーな歌詞と平部のライブならではの曲中のトーク力も加わって、クスッとする時間も多いハートフルな空間を作っていた。極め付けは「知らんけど」間奏での全員が座ってからのジャンプ。これで完全に嫌なことは寝屋川の空に消え去った。
MCで平部は「パドルズ羨ましいわ、地元でこんなんできて。僕らは大阪の南の方からやってきたんですけど、こういう地元の血の通ったイベント大好き。誰よりも楽しんで帰るから、reGretGirlに負けないように遊んで帰ってください!寝屋川は初めて来たけど和泉市と同じ空気が流れているね。大阪以外の人って大阪にこんな住みやすい場所があるって思ってないやん?でもこういう場所にもいろんな人がおってさ。今日は寝屋川という土地で沢山の顔が見れてすごく嬉しいです」と出会いに感謝しながら「ホワイトアウト」を演奏。さすがという浸透度で、歌を振られても教習所全体がハッキリと大熱唱。そういえばMVではメンバーが車の前で歌うのが印象的だったし、<高速道路>という歌詞もあって、実はここで歌われる未来は必然だったのかもしれないとさえ思った。最後はアクセル全開で疾走感のある「soak」で駆け抜け、愛いっぱいのライブが終了した。
ちなみに平部は高石ドライビングスクール出身でフロアに通っていた人を聞いて0人と言っていたが、実は私の目の前のお客さんが手を挙げていた。
【セットリスト】
1.ラストダンス
2.KAWAII
3.知らんけど
4.ホワイトアウト
5.soak

最後はもちろん彼ら。SEに合わせたクラップに迎え入れられた3人。柄須賀皇司(Vo.Gt)はお馴染みとなったmojojojoの人形と共に入場し、フロアの写真も撮っていた。そして大きな音をひと鳴らしし「ネヤドラー!ラストー!お前たちと盛り上がりたいんですけど、いけるかー!大阪寝屋川・the paddles、こんな時間が永遠になればいいのにー!」とネヤドラのブランドムービー書き下ろし曲「永遠になればいいのに!」からスタート。松嶋航大(Ba)もクラップを促して一体感を高めるが、さすがに予習バッチリといった様子でサビのハンズアップも、振られた時の歌声の声量も年々レベルアップしていて、3人もヘルおじもニッコリだった。早速多幸感に溢れる中「さぁさぁ今年も帰ってきたぜ、ネヤフェスー!まだまだ遊べますかー!」と渡邊剣人(Dr)が叫び「倦怠モラトリアム」へ。小気味よいリズムにつられて、日々の倦怠感から抜け出すように心から腕を突き上げて楽しむフロア。そこに「自動車教習所での音楽フェス!前代未聞だと思うけど、音楽が好きだという思いがあれば、夢は叶うぞー!」と柄須賀が言うもんだから、どんどん感情を溢れ出しながら楽しんでいるのが伝わった。
MCで柄須賀が改めてイベントの経緯を説明。「阪口さんが音楽フェスやりたいって言った時、どこでやりますの?と聞いたら「敷地ならありますんで」と言われて…。本当に音楽が好きという気持ちがあれば、こういう奇跡みたいな瞬間を起こせるんだと思います。ネヤドラ本当にありがとうございます!」と全体がネヤドラに向けて拍手を贈る。「改めて僕が思うのは、人生で叶えたかった夢とか、叶わなかった夢とか、追い続けている夢、子供に夢を託している人もいると思うんですけど、人間に生まれたからには何かを成し遂げなきゃいけないわけではなくて、誰かの人生の中に足跡を残すことが大事だと思うんですよね。そこにプラス夢を追う。それは将来の大きな事から明日早起きするというのも含めて、人生ってそこに向けて頑張るものだと思っているので、そんな一歩踏み出せるようなライブがしたいし、明日からまた健やかに夢を追えるような、来年もネヤフェスやりたいと思えるような、阪口さんがまだまだ夢追いたいなと思えるような、そんな姿を見て、また一緒に頑張り合えるようなライブをやりたいと、みんなのライブを見て思いました。俺もただ音楽が好きで始めただけやのに、いろんな人の人生巻き込んだからには絶対幸せにする自信があります!これからもついてきてください!よろしくお願いします!」と話し「ブルーベリーデイズ」を届けた。先ほどのMCや夕暮れの景色も相まって、「あなたと一緒にいたかった」という夢が叶わなかった失恋の虚しさがより伝わってくるが、それでも明日に力強く踏み出したいという気持ちにもさせた。
歌い終えると柄須賀はそのままギターを掻き鳴らしながら「この街に生まれてよかったです!ネヤガワドライビングスクールが俺の人生に登場してよかったー!」と叫んで「人生の登場人物として」を演奏。人生30000日の中の1日の景色を、1秒も取りこぼさないように全体を見ながら歌う柄須賀。それは松嶋や渡邊も同じで、感謝が表情や音から伝わってきた。「まだまだー!FM802に捧げる!」と続けたのは、このイベントに欠かせないFM802のヘビーローテーション曲にも選ばれた「会いたいと願うのなら」。途中の歌詞を<寝屋川VINTAGE>に変えるなど、好きなもの、場所、人、その全てに愛を届けていく。そして何より“寄り添う”という優しさの強さが伝わって、まずは今日から少しずつ自分を愛していこうという気持ちにさせられた。最後は「今日見に来てくれた人の人生を俺はずっと照らすから!ずっとずっとついてきてください!来年のネヤフェスでもこの曲歌おうか!」と「25歳」を大合唱。決して飾っていない赤裸々な歌詞と全力のステージングでどこまでも幸せを鳴らす3人。このエネルギーがあれば何キロだって走れるパワーをフロアと交換し合って、3人はステージを降りた。
アンコールにも応えて登場した3人。改めて柄須賀は感謝を伝えた後、「マイク1本増えてるよね?平部さんとずっとしゃべるのでもいいんですけど、ヘルメットおじさんいるでしょ?あの人の夢って音楽フェスやること以外に、ずっと『バンドマンとしてステージ立って歌いたい』って言ってたんですよ。最後1曲披露してもいいですか?」と言い、ヘルおじが大歓声の中迎えられた。「夢を叶えに来ました!」とヘルおじが叫ぶと、柄須賀は「右隣のおじさんが夢叶う瞬間にいられて泣いてまいそう」と話す。ただヘルおじが確認で鳴らしたギターの音が爽やかで、その腕前に盛り上がるフロア。そして柄須賀が書き下ろして、実際にヘルメットおじさんとして7月にリリースされた楽曲「無事に帰ろう!」を4人で演奏した。かつて大きなステージに憧れた阪口少年の夢、そして今は少しでも交通事故を減らしたいというヘルメットおじさんとしての夢が合わさった音が、the paddlesとの感動的なハーモニーを生み、大団円でネヤフェス2026は終了した。

【セットリスト】
1.永遠になればいいのに!
2.倦怠モラトリアム
3.ブルーベリーデイズ
4.人生の登場人物として
5.会いたいと願うのなら
6.25歳
En.無事に帰ろう!withヘルメットおじさん
夢に向かって真っ直ぐ進むのは難しく、余所見してしまうことは仕方ない。
ただ本当に叶えたい夢があるなら、時にスマホを置いて視野を広げてみよう。
そこには助け合える仲間が沢山いることに気付くだろう。

写真:オガワタクヤ、一縷
取材・文:遊津場
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