もはやSFの世界、眼鏡市場が開発した最新スマートグラスはリアルタイム翻訳やナビ機能も搭載していて未来を感じる
10月6日に20周年を迎える「眼鏡市場」が、ここ20年間の商品やスマートグラスの最新モデルが体験できる「あなたが知らないメガネの世界」体験会を開催。メガネユーザーであるライターのモトタキが、進化するメガネの性能を知るために突撃した。
まるでメガネの展覧会、実用性重視からオシャレなものまで
屋外で働いていたりアウトドアやスポーツを楽しんだりすれば、メガネのフレームに傷がつくのは仕方ない。だが、そんなメガネを綺麗なまま使い続けることを実現したのが「i-ATHLETE」である。
フレーム表面に弾力性のある修復コートを施しており、かつ、細かな擦傷を目立ちにくくする「キズ回復コート」を採用したモデルだ。擦り傷によって生じた表面の凸凹をコーティングが復元するのだ。
他にも、マグネットでメガネに取り付けることによって、サングラスを装着することができる「FREE FiT HIKE」もあった。一億総サングラス計画を進める眼鏡市場だから、サングラスも多様な方向性で開発が進んでいくのも納得だ。
他にも、エコを意識してひまし油由来の原料を含んだ樹脂を使用した「FREE FiT」サステナブルモデルや、メガネの重量を鼻と耳で50:50にすることで重量だけでは解決できない鼻への負担をバランスで解決した「nosefree」など、実に様々な商品が並んでいた。
見た目に面白いメガネもあった。それが「TOOL」シリーズだ。今回、並んでいたフォークのほかに、スプーン、スパナ、クリップなど調理、建築、事務で使われる道具をデザインに採用したものだ。
見た目にクールだが、実用性もあるメガネももちろんあった。一枚の極薄シートチタンから生み出された「ZEROGRA」がそれだ。極薄シートチタンを切断し、折り曲げることで他になにもない。故障する箇所がないので、革新的な丈夫さを兼ね備えた鯖江の職人技が光る逸品である。
nendoとコラボすることで、バネ形状を作ることで畳めるタイプも開発された。
今はSFの世界に追いついたと驚く、「スマートグラス」のプロトタイプを体験
今回の一番の目玉は、「Linse Display」。スマートグラス「Linse」の後継機だ。まだプロトタイプであり、販売時には違うデザインになる予定だ。
「Linse」は、文字それぞれに意味が込められており、Luminous(明瞭で)、Interactive(双方向な)、Next-Gen(次世代の)、Smart(スマート)、Eyewear(アイウェア)の頭文字である。
初代「Linse」にもあった、通話機能や音楽を聴く機能、写真や動画を撮影するカメラ機能はもちろん搭載。そこに「翻訳」、「ナビゲーション」、「原稿表示」や「文字起こし」などが追加された。
英語や中国語をリアルタイムで文字起こしし、その文言の翻訳を表示する。メガネのレンズ内でそれが表示されるのだ。
まるでSFの世界だ。精度が上がれば、この「Linse Display」で通訳なしで、世界中のどこにでもいけてしまう。
ちなみに、重量は約50グラム。メガネの上に重ねる形でも使用が可能だ。現役メガネユーザーであっても、気にせず使用することができる。
この表示の仕方で、「原稿表示」や議事録の「文字起こし」もできるわけだ。
そして、ナビゲーション。前を向きながら、ナビが見られるのは安全性が上がってよさそうだ。実際につけてみると、目の前が明るいと、すこしナビの視認性が低かった。明るいところでも見やすく改良されることを期待したい。
まさに、自分の知らない世界が広がっていた。メガネの世界は深い。
ウェブサイト: https://getnews.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。