【伝説グルメ】らあめん花月嵐がラーメン屋「蜂屋」とコラボ→ 本場感がない→ 改めて食べた結果

人気ラーメンチェーン・らあめん花月嵐が、北海道で神話級の人気を誇るラーメン屋「蜂屋」(北海道旭川市五条通7丁目右6)とコラボレーション。発売に先駆けて、一部店舗で先行販売されていたので食べてみたのだが、ラーメンとしてとても美味しかった。

らあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメンを実際に食べた人たちの評価

とても美味しかった、らあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメン。しかし、美味しいのは美味しいのだが、蜂屋っぽさを感じられなかった。つまり本場っぽさが皆無だった。とはいえ、筆者の味覚がおかしいだけで、ほかの人たちは「蜂屋っぽさがあった」「蜂屋の味だった」と感じたかもしれない。

そう思ったので、インターネット上で実際に蜂屋で食べた人たちの意見・感想をチェックしたのだが、複数の人たちが「蜂屋っぽさがない」「蜂屋とは別物」的な評価をしており、筆者と同感の人たちが多いことがわかった。




ついにらあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメンが発売

そして2026年10月7日、ついにらあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメンが発売された。らあめん花月嵐の全店舗で蜂屋コラボラーメンが食べられるようになったわけだ。

そこで筆者はこう思った。インターネットの声を反映して改善し、先行販売とは違った「より本格さを増した蜂屋コラボラーメンに仕上がっているのではないか」と。つまり先行販売より蜂屋感が増している可能性があるのではないかと思ったのだ。ということで、実際にらあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメンを食べに行ってみた。

何ひとつ先行販売で食べた人の声は反映されていなかった

結論から言おう。なにひとつ改善はされていなかった。いや、改善という言葉は適切ではないかもしれない。「何ひとつ先行販売で食べた人の声は反映されていなかった」と言うべきか。すでにレシピは完成しており、日本各地のらあめん花月嵐店舗にセントラルキッチンからスープを届けることを考えると、レシピ変更は無理だったかもしれない。いや、そもそも運営側が「蜂屋も納得してくれたし蜂屋感はしっかりあるし問題ない」と信じて疑わない状態なのかもしれない。

どうして蜂屋っぽさを感じないのか?

では解説しよう。どうして蜂屋っぽさを感じないのか? 改めて、ラーメンを分析してみたのだが、いちばん大きな問題は「焦がしラード」「スープ」のふたつだと思われる。この焦がしラードだが、薫り、苦味、芳醇さ、まろやかさ、コクなどがすべて皆無。蜂屋と似ている点があるとすれば色のみ。ビジュアルとしてラーメンを覆っているだけに思える。

焦がしラードとスープを少しでも深掘りしていれば……

スープの「豚骨魚介の薫り」が皆無。焦がしラードの苦味、そしてスープの薫りの協演により、蜂屋らしさが生まれているのだが、らあめん花月嵐の蜂屋コラボラーメンにはそれが皆無。

実際に蜂屋でラーメンを食べたことがある人ならば、一度食べたら忘れられない「ギュンギュンくる衝撃的なビター感と薫り」が記憶として残っているはずだ。もちろん、異様なほどにスッキリとした部分も蜂屋の特徴。それがこのラーメンにはない。さらにチャーシューの質や麺の違いなど、細かい部分がダメ押しで「蜂屋っぽさ皆無」を強調している。

焦がしラードとスープを少しでも深掘りしていれば、より蜂屋ファンに受け入れられていたのではないかと思うと、蜂屋ファンとして残念でならない。

ラーメンとしてはとてもよくできた「万人受けラーメン」

だがしかし、誤解しないでほしいのは、このラーメン自体はとても美味しいデキということ。濃さを感じさせながらも強めの甘味があるスープが万人に愛されるタイプで、甘いのにしつこくないスッキリとした後味も素晴らしい。ラーメンとしてはとてもよくできた「万人受けラーメン」である。

インターネット上でも「蜂屋の味ではないがこれはこれでおいしい」と評価されている。指摘されている点は「蜂屋感が皆無だった」という点だけだ。ごちそうさまでした。


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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