中島涼之介、秋をテーマにした新EPリリース

中島涼之介、秋をテーマにした新EPリリース

中島涼之介が2026年9月23日(水)にニューEP『LAVENDER【秋】』をリリースした。

『LAVENDER』は、春・夏・秋・冬を題材にした全4作のEPシリーズで、各作品7曲を収録。4作すべてが揃うことで、ひとつの大きなコンセプト作品として完結する構想となっており、『LAVENDER【秋】』は『LAVENDER【春】』『LAVENDER【夏】』に続くシリーズ第3作となっている。

春の光、夏の熱を通り過ぎ、今作で描かれるのは、感情が静けさのなかで輪郭を持ちはじめる季節。音数を抑えた余白のあるサウンドのなかに、軽やかさと可憐さ、そして名前のつかない寂しさが漂う。

ピアノ弾き語りからバンドサウンド、インストゥルメンタル、クラシカルなオーケストレーション、lo-fiサウンド、声のハーモニーまで、7曲はそれぞれ異なる佇まいを見せながら、約16分の短い時間のなかでひとつの秋を形づくる。夏の高揚から、やがて訪れる冬の静寂へとつなぐ、秋の感情の陰影を優美に封じ込めた作品となった。

中島涼之介は今回のEPについて、以下のようにコメントを寄せている。

コメント

秋を描くといっても、「現代日本、とりわけ福岡の秋」、
そして「私自身の秋」という限定は必要でしょう。
前者は、私が知る秋もまた、時代や土地に規定された、
ひとつの秋にすぎないという認識によるものです。
後者は、自我が形づくられ、生活が学期という周期に
区切られるようになった小学生以降の感覚に根ざしながらも、
そもそもこの秋観、秋に触れたとき心に生じるクオリアは、
誰とも厳密には共有できず、私だけのものである可能性を指しています。
秋の複雑な美しさと、そこに生じる心理を、7つの楽曲に収めました。
個人的な情動を、普遍的な秋の情緒へと昇華させる試みです。
清々しい春、高揚する夏を経てたどり着く、深い内省の世界です。
今回はとりわけ、瀟洒で洗練された、落ち着いた美しさを追求しました。
音を積み重ねたくなる衝動に耐え、感情を投影し続けられる余白を楽曲に残しました。
全体を貫くのは、軽快で甘い手触りの奥に拭いきれず残る、もの寂しさと哀愁です。
その心理を研究してゆくうちに、侘び寂びや禅に通じる美意識へと近接していきました。
これは、今回の制作で得たひとつの発見でした。
最終作『LAVENDER【冬】』では、冷たい空気のなかでほとばしる
熱い愛の美学を描きたいと考えています。
本作のシックな佇まいは、その「冬」への序章に他なりません。
終わりへの焦燥感がありながら、どこか満ちていく感覚もあります。
この矛盾した秋の心理を、深く味わっていただければ幸いです。
谷崎潤一郎に倣うなら、これもまた、私なりの『陰翳礼讃』なのかもしれません。

リリース情報

中島涼之介
EP『LAVENDER【秋】』
2026年9月23日(水)リリース
〈収録曲〉
1. 何を食べても何を見ても
2. 心なんてないのにどうして
3. そんな防御など簡単に
4. solitude after you
5. I’m Just a Boy Standing in Front of a Girl
6. ごちゃごちゃ騒ぐんじゃねえ
7. 愛の牢獄
中島涼之介 OTOTOY配信ページ
https://ototoy.jp/_/default/a/1403669

アーティスト情報

・Instagram
https://www.instagram.com/poncy_suzu/
・X
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