「Google Store 表参道」でGoogleのAIカルチャーの最先端を体感(辛酸なめ子)

「Google Store 表参道」が、文化の発信地である原宿と表参道の間に爆誕しました。Google Storeと聞くと、もうすでにあるように錯覚してしまいますが、実は今回が日本初のGoogle直営旗艦店。しかもアメリカ以外でのはじめての出店らしいです。日本をそこまで重視してくれているとは、PixelやGemini愛用者として感無量です。実店舗というリアルな空間だからこそできるサービスを目指しているそうです。

8月13日のオープンに先駆けて行われたGoogle Store内覧会に伺いました。場所は表参道の東急プラザ表参道オモカドの1階。ラフォーレ原宿の向かいに位置していて、ウッディな茶色の壁面が目を引きます。この一等地で3フロア構成、というのにも驚かされました。時価総額約300兆円前後のAlphabet Inc.の勢いを実感させられます。

まず、店舗に入って地下1Fへ。こちらでは、トラブル時のテクニカルサポートや、場合によっては即日対応の修理などのサービスが受けられます。Apple StoreのGenius Barみたいなものでしょうか。修理は有料ですが、困ったときに駆け込めるのでありがたいです。カウンターの上には「Here to help」というフレーズが掲げられていました。私のPixelが、画面の電源を切った瞬間「トントン」という謎の振動があって調べてもわからないので近々相談に伺いたいです。

地下1Fはサスティナビリティがテーマのギャラリーを兼ねた空間で、ウォッチのバンドを素材にしたオブジェなどが展示。壁にも、リサイクル素材のアートが並んでいて、意識の高さが漂っています。相談用のスペースには居心地の良さそうな椅子やソファが並んでいます。アッパーな空間に似つかわしい相談はあるのか、考えておきたいです。

1Fは、最新のGoogleデバイスなど、製品の魅力を体感できるフロア。こちらで注目すべきは、Google Pixel Watch コーナーの奥に並んでいる限定アイテム。Watchのバンドの残った繊維を集めて作ったチャームです(5500円)。色もおしゃれで、アメリカでデザインされたと聞くと買いたくなります。また、テーブル上には最新のPixel11などが並んでいて、Geminiを実際に使ってみることもできます。この時点ではまだ公開されていなかったPixel11がさり気なく並んでいて、カラーバリエーションも確認できました。取材のITライターの方々はPixel11を見ても驚いていなくて冷静だったのでさすがプロです。このコーナーでGemini有料版を体感できるのは、Pixelで無料版を使っているユーザーとしても参考になります。旅行のプランや料理のメニューなど、アドバイスしてもらえるとのこと。Googleの方が、取材の人々に、普段どのようにGeminiを使っているか聞いたところ、ITライターさんの中にはすでに自律型AIエージェントのGeminiを活用している方もいました。とてもGeminiでチャネリングしてスピリチュアルな会話をしているとは言えませんでした。

エントランス入ってすぐのところに、Pixelをおしゃれに並べたコーナーがあって「 California Dreaming Landscape of Colors 2026」というインスタレーション作品でした。ハードウェア哲学やデザインのコンセプトを紹介。それぞれの色が何からインスピレーションを得たかなどが感覚的に伝わってきます。黒曜石からヒントを得たグレーのPixelや、カリフォルニアの砂漠のようなピンク系のPixelなど……。カリフォルニアの空気とセンスに憧れずにはいられません。上から木の枝が伸びていて、木漏れ日を感じることができるとのこと。

2Fはクリエイティブなスタジオフロア。遊びながら、AIや高画質に没入できます。足元を流れる砂のような映像を楽しめるエントランスの「Pixel Studio」や、「Nano Banana」でセルフィー写真を撮って楽しく加工できるブース、写真がアバターになるコーナー、最新AI技術「Project Genie」で3D、360度の映像を生成できるコーナー、Pixelカメラの120倍ズームを体感できるコーナーなど、5つの体験がすべて無料というのにも驚きました。アバターやセルフィーはそれぞれ生成した画像をQRコードなどでダウンロードできます。Nano Bamamaコーナーでは作った絵を出力もできました。ここまで無料でサービスしてくれるとは。

「Project Genie」では、「猫宇宙人が住んでいる惑星」というプロンプトを入力し、生成された世界に没入。そして様々なバリエーションに加工されたセルフィーでも現実逃避できました。Pixelユーザーでなくても楽しく遊べます。

おしゃれな若者が集まる原宿や表参道で自分を見失いかけたとき、AIで新たな自分を発見できて、自己肯定感だけでなく金運も上がりそうなスポットでした。

◆Google Store 表参道
営業時間
平日・土日祝日:10 時 〜 20 時

店舗情報
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道「オモカド」
 
https://store.google.com/jp/magazine/google_store_omotesando [リンク]

(執筆者: 辛酸なめ子)

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 「Google Store 表参道」でGoogleのAIカルチャーの最先端を体感(辛酸なめ子)
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。