黒マー油が特徴の熊本ラーメンの原点的存在「好来ラーメン」が東京駅「東京ラーメンストリート」に登場!

東京駅一番街地下1階にある「東京ラーメンストリート」に、またひとつ通好みの名店がやってきた。熊本県人吉市の老舗「好来ラーメン」が2026年3月5日から7月26日までの期間限定でオープンした。これは全国のご当地ラーメンを期間限定で招く企画「ご当地ラーメンチャレンジ」の第2弾。直前まで営業していた「みそきん」の跡地を引き継ぐ形での出店となる。

「好来ラーメン」は1958年創業。熊本県人吉市で65年以上暖簾を守り続けてきた老舗だ。熊本ラーメンの象徴とも言える「黒マー油」を合わせた原点として知られる。真っ黒なスープのインパクトとは裏腹に、後味はすっきりとしていて食べ飽きない。その独特のスタイルは長年地元の人々に愛され、県外から訪れるラーメンファンも多い。

こちらが「好来ラーメン」。具はチャーシュー、モヤシ、ネギ、キクラゲ。麺は中ストレートの自家製麺で、熊本ラーメンらしいモチッとしなやかな食感が特徴だ。

表面には黒いマー油がたっぷりと浮かび、香ばしいニンニクの香りが一気に立ち上がる。熊本ラーメンといえば濃厚な豚骨を想像する人も多いと思うが、ここは意外なほどすっきりした飲み口。豚骨の旨味はしっかりとありながら重たさはなく、その上に黒マー油のビターなコクとニンニクの香りが重なることで、味に奥行きが生まれている。このバランスが実に絶妙だ。

ニンニクのパンチはあるのにしつこさがなく、気づけばレンゲが止まらない。豚骨の旨味、香ばしいマー油、そしてほんのり感じるビター感。この三つが重なり合うことで、思わず声が出るほどの中毒性を生み出している。

シャキシャキとしたモヤシやキクラゲの食感も良いアクセントになり、最後まで飽きさせない。派手なトッピングに頼らず、スープと麺で勝負する昔ながらの構成が、この一杯の完成度をより際立たせている。

「東京ラーメンストリート」には全国の名店が集まるが、現在の並びもなかなか渋い。青森煮干しの名店「ひらこ屋」に、熊本の老舗「好来ラーメン」。このラインナップは、ラーメン好きにとって実に魅力的な光景だ。

熊本の地で65年以上守られてきた黒い一杯が、いま東京駅で気軽に味わえる。ぜひお試しあれ。

(執筆者: 井手隊長)

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