アニメ『破産富豪 The Richest Man in GAME』小野賢章インタビュー「どうやって“損”をしていくのか、気持ち良い展開を楽しんで」
中国発の⼈気アニメの⽇本語吹き替え版『破産富豪 The Richest Man in GAME』 (原作︓⻘衫取醉)。本作が毎週水曜25時15分よりフジテレビ×bilibili が送るアニメ枠「B8station」にて絶賛放送中です。メインキャストの⼩野賢章、岡本信彦、福⼭潤ら豪華キャストに加え、OP テーマを担当するいれいすやED テーマを担当する眞⽩かのんの発表で、盛り上がりを⾒せる本作。
《イントロダクション》
⼤学時代にタイムリープした冴えない社畜、第⼆の⼈⽣の成功のカギは起業して“⾚字”を出すこと︕︖
パッとしないサラリーマン、ペイ・チェンは、ある⽇上司からの命令で深夜まで残業を強いられていた。すると突然、スマホの画⾯が光りだし、気が付くと学⽣時代へとタイムリープしてしまう。
何が起こったのか混乱するチェンの前に、財産変換システム・通称「リッチェスト」を名乗る謎のキャラクターが現れ、チェンに資⾦を提供して⾦持ちになるチャンスを与えると提案する。
“社畜⼈⽣”を抜け出し、⾦持ちになれると⼤喜びするチェン。
しかし、リッチェストが⽰したルールは極めて特殊で、⾦持ちになるためには“ある条件”を満たす必要があった――。
ペイ・チェン役の⼩野賢章さんに作品の魅力や収録の思い出などお話を伺いました!
――とても面白い設定の作品ですが、本作のプロットや台本を読んだ時の第一印象はどんなものでしたか?
様々な要素が盛り込まれている世界観が面白いなと感じました。一般的な成り上がりストーリーは、企画がヒットして商品が売れてどんどん会社が大きくなっていくものですけれど、本作は「損をすればするほど自分が儲かる」という設定で斬新だなと。
物語が進んでいく中で、損したいのに思い通りにならない…という面白さと、気持ちの良い展開がより多くなっていくので、収録も楽しかったです。
――中国アニメならではのセリフを発することも多そうですね。
元々中国語だったセリフを和訳した時の文章の多さには苦労しました。尺に収まらなくて大変だったり、現場でやってみて、入らなかったら音響監督さんと相談して少しカットしてみたり。コメディの要素も多くて、ずっとテンションが高いのでハイカロリーな収録ではありました。
――ペイ・チェンというキャラクターにはどの様な魅力を感じましたか?
損をするために動いていくのですが、なぜかそのことがどんどん人を惹きつけて、人を動かしていく。カリスマ性みたいな所が彼の魅力だなと思います。損をしなきゃいけないから基本的にはサボるスタンスでいるのですが、彼の意識していないところで、社長としての資質が存分に発揮されていて、そこが魅力的ですよね。
――小野さんご自身は予期せぬことへの対応力が高い方ですか?
割と高いと思います。自分にとって問題になりそうなことを、いち早く解決したくて、引きずりたくないんですよね。なのでパッパと行動して、切り替えは早い方です。
――そんな小野さんが演じるペイ・チェンの活躍が楽しみです。
テンポが良くてすごく観やすいので、楽しみにしていて欲しいです。彼がゲームを開発してリリースして、「これで損出来る!」と期待したりどうやって損することが出来るのか、色々とアイデアが出てくるので、予想したり驚きながら観てくれたら嬉しいです。
――今日は素敵なお話をありがとうございました!
<放送情報>
破産富豪 The Richest Man in GAME
放送日時:毎週水曜25:15~
チャンネル:フジテレビ「B8station」
https://www.fujitv.co.jp/hasanfugou/
撮影:たむらとも
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