東横INNの「ご当地GENKIバッジ」を集めている人って多いんですか? →聞いてみた

株式会社東横インが運営するホテルチェーン「東横INN」では、47都道府県と海外5か所(韓国、フィリピン、モンゴル、ドイツ、フランス)で合わせて52種類の「ご当地GENKIバッジ」を販売しています。

各都道府県の東横INNを訪れなければ(宿泊する必要はなし)、日本国内全てのご当地GENKIバッジをコンプリートできないという制約があるにも関わらず、人気を集めているといいます。

ことの真偽を確かめるため、同社の担当者を直撃してみました。

ーーどういった経緯で「ご当地GENKIバッジ」の発売に至ったのですか?

担当者:東横INN最後の出店県となる高知店の地鎮祭に合わせ、全国紙を中心に新聞広告を出稿することにしました。その広告デザイン案の一つに「ご当地GENKIバッジ」のベースとなる<47都道府県別モチーフ×東横INNの建物>のビジュアルがありました。

新聞広告には別デザインを採用しましたが、<47都道府県別モチーフ×東横INNの建物>がとても可愛らしくユニークだったので、社員に配布したり、お客さまにコレクションを楽しんでいただけるよう、「バッジにしよう」という話に発展したのです。

ーーご当地GENKIバッジのコレクターは多いのですか?

担当者:「ご当地GENKIバッジ」は宿泊いただかなくても購入可能で購入の個数制限も設けていないため、「出張(または旅行)ついでに買ってきて」と知り合いの方にお願いされる方もいらっしゃるようです。ホテルのご近所さんが購入くださったという話もお聞きします。

ただ、コンプリートを目指すとなると、なにぶん「52種類」(高知バージョンが発売前なので、現時点では51種が最多)なので大変ですよね。

コレクターさんによるX投稿などを拝見しており、とても、とても有難く思っています! とある東横INNのお得意様からは、コレクションのお写真を送っていただきました。ピンナップのフレームは自作、コンプリートを目指して、2026年2月にオープンする高知にも既にご予約済との事です。

ーー購入者はどういった方が多いのでしょうか?

担当者:東横INNのご宿泊者はビジネスパーソンのほか、観光や推し活、イベントなどご利用目的は様々です。ご自身用に購入される方のほか、お知り合いや家族から頼まれて購入される方などもいらっしゃいます。ご近所の小学生がお小遣いで買いにきてくださったという話も聞きました。

購入者の方々からは「デザインがかわいい」「コレクションしたい」「旅の良い思い出になる」「価格が手ごろなのでお土産品としてもちょうど良い」といった声が寄せられています。

ーー「すでに完売」みたいな大人気のご当地GENKIバッジはありますか?

担当者:県別の出店数に応じて生産数を決めましたので、秋田や山形、福井など出店が1~2店舗の県は生産数が少なく、早々に完売したとの話を聞きました。海外バージョン(韓国、フィリピン、モンゴル、ドイツ、フランス)も然りです。デザインとしては、福井の恐竜が人気でした。

ーー来年オープンする「東横INN高知」のバッジで全52個となりますが、バッジを全てコンプリートしたらなにかご褒美があったりしますか?

担当者:楽しいご褒美を検討中です!

ーー全てのバッジをまとめ買いできるコンプリートセットのようなものを2万円くらいで販売する予定などはありますか?

担当者:旅は人を元気にしてくれますよね。旅を通して、旅から帰ってからもお客さまの「元気」になりたいと、このバッジをつくりました。ですので、「全てのバッジをまとめ買いできるコンプリートセットのようなもの」の販売は慎重に検討させていただきます(笑)。

ーーありがとうございました。

2026年2月7日オープン予定の「東横INN高知」の宿泊予約受付が、東横INN公式予約サイトで11月6日から開始されています。オープン当日の宿泊客全員に「ご当地GENKIバッジ」高知版がプレゼントされます。

ご当地GENKIバッジは、各東横INNのフロントにて1個300円(税込)で発売中です。(※欠品中の店舗もあるとのことなので、ご注意ください)

東横INN公式予約サイト
https://www.toyoko-inn.com/[リンク]

※画像提供:株式会社東横イン

(執筆者: 6PAC)

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