【インタビュー】白鳥玉季「演じた板緑は他にない不思議な子 みなさんも惹かれると思います」 岩⽥剛典主演映画『金髪』で生徒役

俳優の岩⽥剛典が、初の教師役としても注目を集める映画『金髪』が公開に。おかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴⾛するSNSやネット報道という現代の問題を題材に、⼤⼈になり切れない教師が⽣徒たちに振り回されながらも成⻑していく様を描く本作。“⾦髪デモ”を発案する市川が担任するクラスの⽣徒・板緑(いたろく)役の⽩⿃⽟季に話を聞いた。

――最初に脚本を読まれた時、どのような印象でしたか。

「校則」をテーマに進んでいく物語に強く惹かれました。私自身、校則に疑問を抱いた経験が少なかったので、ルールに対して真っ直ぐ向き合い、時に大胆に行動する勇敢な戦士のような板緑の姿に圧倒されました。まるですべてが板緑の手の平で踊らされているようにも思えるほど、魅力的なキャラクターを演じることができてうれしかったです。

――板緑は個性が強い生徒ですが、役柄を演じる上で共通するところはありましたか。

わたしと板緑は正反対の性格なので、似ているところはあまりないかなと思いました。役作りは人それぞれだと思うのですが、わたしは共通点を探すのではなく、自分の友達にいたらどうだろうとか、身近な人に置き換えたりすることが多いんです。もし板緑みたいな友達がいたらとても心強いだろうなとか、でもけんかしたら大変そうだなとか、いい友達になれそうだなと思いました。性格が正反対だと仲良くなれるって言いますよね。

――想像でキャラクターを膨らます作業は楽しそうですね。

楽しいです。こういう時間が一生続けばいいのにと思うくらい楽しいです! 特に板緑はほかにいないキャラクターで不思議な子なので、みなさんも自然と惹かれるのではないかなと思います。

――印象に残ったシーンはどこでしょうか。

市川先生が金髪集団を連れて廊下を歩いていくシーンが面白かったです。ドタドタの足音、呆れている先生の表情、光景全部が面白かったです。あとは金髪の生徒たちを見た時に、自分もこういう感じに見えているのかと思って面白かったのと、先日、東京国際映画祭でレッドカーペットにひとりで金髪で登壇させてもらったのですが、それまでは金髪仲間がいたので急にひとりで金髪で出ていくと、こんなにも恥ずかしいのかと痛感しました(苦笑)

――現在、ドラマ・映画とさまざまな作品に出られていますが、将来はどのような人になりたいですか。

全然想像がつかないのですが、毎日大好きな芝居をしていたいです。こうやって取材やバラエティ番組などいろいろと経験して、芝居を続けられたらいいなと思います。あとは猫を飼いたいです。

――共演したい方はいますか。

幼い頃に一度共演した方とまた共演したいなと思います。おてんばだったので、成長した姿を見せたい、塗り替えたいなと思います。

――映画『金髪』をこれからご覧になる方へメッセージをお願いします。

板緑と、おじさん予備軍の少し情けない市川先生とのベストコンビにクスッと笑ったり、胸がじんわり温かくなる瞬間もある作品です。この作品を観た後、「校則」という言葉にちょっとだけニヤッとしてもらえたら、それだけで大成功です。 ぜひご期待ください!

タイトル:金髪
公開表記:2025年11月21日(金)、全国公開
配給:クロックワークス
コピーライト:©2025「金髪」製作委員会

<キャスト&スタッフ>
主演:岩田剛典
⽩⿃⽟季、⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈
監督・脚本:坂下雄一郎 音楽:世武裕⼦
配給:クロックワークス
©2025「金髪」製作委員会
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G

公式HP:kinpatsumovie.com
公式X :@kinpatsumovie #映画金髪

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