この急須、ただものじゃないんです。ホットドリンクの幅が広がる秘密は…
※本記事は2024年11月2日に公開された記事を再編集して掲載しています。
Text and Photographed by アンザイ サヤ
すっかり肌寒くなり、温かいお茶を飲みたいなと思うことが増えてきました。
今年こそは素敵な急須を買おうとリサーチしていたのですが、「うっかり割れたり、欠けたりしたらショックだな……」と、なかなか購入に踏み切れない。
そんなとき、悩みを解決してくれる理想的な急須と出会えました!
割れないクリアな急須
森半 「五感で味わう急須 CHASTA(チャスタ)」 3,300円(税込)
「五感で味わう急須 CHASTA(チャスタ)」は、天保7年創業の老舗茶屋「森半」から発売されている急須。
手のひらに乗るサイズ感で、1人分のお茶を淹れるのにピッタリです。
光の透け方がキレイでガラスにしか見えませんが、実はトライタン素材(プラスチック)でできています。
「軽くて、割れにくいし、なんて理想どおりなんだろう! 」なんて思っていたのですが、この急須の魅力はそれだけではありませんでした。
ベストなタイミングが一目でわかる
まずは、緑茶を淹れてみましょう。
ティースプーン山盛り2杯ほどの茶葉を入れて熱湯を注ぎます。
蓋をして蒸らしていると、だんだんと茶葉が開き、湯色が鮮やかなグリーンに変わっていく様子がわかります。
茶葉の種類によって蒸らす時間は異なりますが、これなら注ぐタイミングが一目瞭然です。
蓋を押さえて、湯呑みに注ぎます。
本体をそのまま持っても、厚みがあるので熱くありません。
最後の1滴まで、しっかりと落とし切れました。
さすがお茶を扱うメーカーがつくる急須。ベストなタイミングで注げて、いつもの緑茶がよりおいしく感じました!
1人分のコーヒーも淹れられるんだ
こちらの急須にはフィルターが2枚付属しています。
1枚は茶葉用ですが、もう1枚はステンレスフィルター。
細かい穴が開いていて、これを使えばコーヒーを淹れられるんです。
つくり方はカンタン。
コーヒーの粉を12gほど入れて熱湯を注ぎ、4分経ったらスプーンで軽くかき混ぜます。
あとはカップに注ぐだけ。
フィルターに詰まることもありません。
飲んでみると、いつものコーヒーの味です。
底に微細な粉は溜まっていましたが、口の中がザラつく感じはありませんでした。
この急須とスプーンさえあればいいので、手軽にコーヒーを飲みたいときに活躍してくれそうです。
抹茶ドリンクだって作れちゃいます
さらに嬉しいのが、抹茶を点てられること。
超が付くほどの初心者なので、スーパーで売っている抹茶と1,000円台で買える茶せんを揃えてトライしてみました。
抹茶を入れてお湯を注ぎ、茶せんを振って点てていきます。
茶せんを一つの方向に振りやすく、初めてでも難しく感じませんでした。
クリーミーな泡が立ったら、牛乳に注ぎます。
飲んでみてびっくり。自宅でカフェのような抹茶ラテが作れちゃいました!
ニオイも付きにくいし、お手入れもラクラク
気になるお手入れも、思っていた以上にラクラク。
トライタン素材はニオイが付きづらいので、ドリンクの香りが残ることもありません。
ひっくり返して底をポンポンと叩けば、茶葉がポトッと落ちるので、直接ゴミ箱に捨てられます。
洗っていても割れる心配がないので、ゴシゴシ洗えるのも◎。食洗機に対応していますよ。
「急須は緑茶を淹れるもの」という固定観念が見事に打ち砕かれました。
日本酒を注ぐ酒器にしたり、ドレッシング作りにも使えるそうなので、近々トライしてみたいと思います。
使い方が沢山あるって、楽しいな。
「あのコーヒー器具メーカーのアイテム」で、初心者でも日常的に抹茶を楽しめるようになったよ
2つのドリンクを入れられる「マルチーボ」が便利すぎる!
価格および在庫状況は表示された11月16日16時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部、制作者が一定割合の利益を得ます。
ROOMIEは、「おうち」に関するあらゆる情報を発信するWEBメディアです。日々の暮らしを肩肘張らずに楽しむ新しいスタイルを提案し、実際の体験に基づいたお部屋の紹介、製品レビュー、生活のヒント、コラムなど多彩なコンテンツを展開しています。インテリアや日用品、DIY、家事の工夫など、暮らしに役立つ実用的な情報を豊富に取り揃え、読者が日々の生活を少し豊かにするためのアイデアを提供しています。
ウェブサイト: https://www.roomie.jp/
TwitterID: roomiejp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

