スシローのデジローって知ってる?
全国100店舗以上で導入されているスシローの次世代型回転すし注文システム「デジロー」。
2025年大阪・関西万博に出店した「スシロー未来型万博店」のデジロー限定で遊べる水産学習ゲーム「SUSHI QUEST(スシクエスト)」で話題になったので、デジローという言葉を耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
デジロー導入店舗は全国で100店舗以上となっていますが、未導入店舗もまだ多いため、デジロー未体験という常連の方も多いのではないでしょうか。
スシローを運営する株式会社FOOD&LIFE COMPANIESの担当者にデジローについて詳しい話を聞いてみました。
●デジローについて
様々な商品を見ながら、おすしに巡り合える楽しさ、選べる楽しさを味わえる回転すしの醍醐味を画面上に再現した大型タッチディスプレイです。回転すし本来の楽しさを、デジタルを活用して再現しながら、これまでにない店舗体験をお楽しみいただくことができます。
(スシロー店内のボックス席に設置された大型タッチディスプレイのデジローは、画面内に表示された回転すしレーンに流れる商品の中から、食べたい商品をタッチして注文できるので、回転すし店で当たり前だった「食べたい商品をレーンから自分で取る」行為を疑似体験できるシステム)
●導入店舗
日本国内は、全国130店舗(2025年10月末時点)となります。海外店舗のデジロー導入店舗は、19店舗(2025年9月末時点で中国大陸17店舗、韓国1店舗、シンガポール1店舗)です。
●デジロー導入のメリット/デメリット
お客さまは流れるおすしを映像で見ながら、画面を指で操作し商品を注文することができるほか、みんなで画面を見ることができ、同時に操作も可能です。「今まで知らなかったけど、おいしい!」といった新しいネタとの出会いが生まれる「すしナビ」もお楽しみいただけます。
一方で、画面が固定されている分注文する際に毎回脇を上げなくてはいけないので、腕が痛くなってしまうお客さまが多少なりともいらっしゃいます。その点については、モバイルオーダーもご利用いただけるようにしたので、腕が疲れてしまう方はモバイルオーダーがおすすめです。
店側としては、おすしのこだわり・豆知識についても情報が流れますので、スシローについて深く知っていただけることがメリットでしょうか。さらに、注文額に応じてスタートする「だっこずしゲーム」などのエンタメ要素も搭載しているので、お子さんはもちろんご家族でお楽しみいただけると思います。
●デジロー導入後の反応
回転すし本来の選ぶ楽しさ、新しい商品と出会えるワクワク感を体験していただきたく作ったものなので、お客さまのお声を聞くとそれが実現できたのではないかと思っております。また、どなたでも操作できるようにいろいろと工夫した結果、説明がなくとも操作していただいているお客さまが多くいらっしゃいます。
一方で、想定以上のスピードで国内の導入店舗数が増え、また海外での導入が決まったことや現地の方にもデジローが受け入れられていることは当初想定していませんでした。また、国内のお客様だけでなく、インバウンドの方など、訪日外国人のお客様にもデジローをお楽しみいただき、進化の可能性や余地がまだたくさんあることを改めて認識いたしました。
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「今後も導入店舗を増やしていく予定です」とのことなので、デジロー未体験の方々がデジローを体験できる日も近いのではないでしょうか。
デジロー公式サイト
https://www.akindo-sushiro.co.jp/digiro/[リンク]
※画像提供:株式会社FOOD&LIFE COMPANIES
(執筆者: 6PAC)
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