【東京都中野区】世界の「子どもの権利」を考える入場無料の写真展、東図書館で開催中

11月20日の「世界子どもの日」「中野区子どもの権利の日」に合わせ、東京・中野区立中野東図書館にて、入場無料の「子どもの権利写真展」が11月1日(土)から開催されている。
4回目を迎える「子どもの権利写真展」開催中
世界の子どもを支援する国際 NGO ワールド・ビジョン・ジャパン(以下、WVJ)と、中野区立中野東図書館の共催によりスタートした「子どもの権利写真展」。
WVJ事務所がある中野区で「中野区子どもの権利に関する条例」が制定された2022年に第1回が開催。
4年目となる2025年は、より“子供の権利”について分かりやすく、身近に感じられるよう、展示内容が一層工夫されて開催されている。
世界中の子どもとそのストーリーを展示

図書館の階段書架には世界中の子どもたちの写真を展示。

添えられたパネルで写真の子どものストーリーを知ることができる。
参加型コーナーで感想を残すことも可能

また来場者は、子どもの権利条約の4つの一般原則「差別の禁止」「子どもの最善の利益」「子どもの意見の尊重」「生命、生存と発達に対する権利」について、シールを貼って意見を表明することも。

さらに今年は新しい参加型コーナーも設置されたので、来場者が感想などを自由に残すことも可能だ。
11月第2週以降には「権利」という概念について、誰もが生まれながらに等しくもっているものという「普遍的価値」に注目した、幅広い年齢層の子どもにも理解できるような展示やブックレットもスタート予定だ。
WVJ クリスマス・キャンペーン「希望を贈ろう」

写真展の期間中は貧困、飢餓、紛争、災害、暴力などの中で苦しむ世界中の子どもたちに協力できる「希望を贈ろう」クリスマス・キャンペーンとも連動。
世界の子どもたちは等しく「子どもの権利」を有している。WVJでは、11月1日(土)からクリスマスに、世界の子どもたちに希望を贈ることを願い協力をお願いする「クリスマス・キャンペーン」を実施している。
「世界子どもの日」と「中野区子どもの権利の日」
「世界子どもの日」は、1989年11月20日に国連で「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」が採択されたことを記念して定められた。
批准国である日本では、「こども基本法」が2022年6月成立し2023年4月に施行、2023年4月に「こども家庭庁」が発足し社会全体で子どもの権利を実現するための取り組みが進みつつある。
WVJの事務所がある中野区では、2022年「中野区子どもの権利に関する条例」を制定し、11月20日を「中野区子どもの権利の日」とした。これを受け、WVJは中野区の市民団体の一員として、子どもの権利の実現に向け、国内外でのこれまでの活動経験や知見等を活かした取り組みを広げている。
「子どもの権利写真展」は入場無料で、クリスマス当日12月25日(木)まで開催されている。
WVJでは、すべての子どもが等しくもつ「子どもの権利」について知り、考えるきっかけになることを願っているという。
■「子どもの権利写真展 2025」開催概要
場所:東京都中野区中央1-41-2 中野区立中野東図書館
期間:11月1日(土)~12月25日(木)
※休館日は中野区立図書館のホームページにて確認を。
中野区立図書館ホームページ:https://library.city.tokyo-nakano.lg.jp
ワールド・ビジョン・ジャパン ホームページ:https://www.worldvision.jp/index.html
(夏木里緒)
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