「東京ゲームショウ2025」を彩った個性豊かな携帯ゲーム機まとめ:TGS2025

2025年9月25日から28日にかけて幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025」では、各社ブースで個性豊かな携帯ゲーム機がお披露目されました。この記事では、特に注目したい新製品をピックアップしてご紹介します。
変形する2画面搭載の変態端末「ONEXSUGAR SUGAR 1」

OneXPlayerブースでは、天空が11月下旬に国内正規版を発売予定のAndroidゲーム機「ONEXSUGAR SUGAR 1」を出展。発表してすぐ2画面変形ギミックが話題を呼んだ“変態端末”です。
変形する2画面ゲーム機が登場! 『ONEXSUGAR SUGAR 1 国内正規版』11月下旬発売



OSにAndroid 14を搭載し、6.01インチOLEDディスプレイ1画面の携帯ゲーム機形態から3.92インチOLEDのセカンドディスプレイを展開してメインディスプレイの上に配置したり、コントローラーを転回させてニンテンドーDSライクな2画面形態に変形が可能。SoCにSnapdragon G3 Gen 3、グラフィックスにAdreno A32を搭載し、バッテリー容量は5600mAh。16GB RAMと512GBストレージの構成でAmazonでは10万8000円(税込)で予約販売を開始しています。
キーボード付きも選べるフリップ式Windowsマシン


AYANEOブースでは、やはり2画面搭載でメインディスプレイを開閉できるフリップ式Windowsゲーム機「AYANEO FLIP 1S DS」を出展。144Hzで800nitの7インチOLEDメインディスプレイと4.5インチサブディスプレイを搭載。CPUはAMD Ryzen AI 9 HX 370とAMD Ryzen 7 8840Uが選択できます。メインディスプレイで「エルデンリング」をプレイしながら、サブディスプレイでパフォーマンスの監視や設定をする、という内容で展示されていましたが、コントローラーは操作感がよく、36FPSで滑らかに動作していました。現在天空がAmazonで予約受付中で、AMD Ryzen 7 8840Uと16GB RAM、1TBストレージの構成が15万9600円(税込)。


個人的に気になったのが、サブディスプレイの代わりに物理キーボードを搭載する「AYANEO FLIP 1S KB」。両手持ちで打ちやすそうな物理キーボードに、ABXYボタンの左上には光学マウスを搭載。外出先で立ったまま、ゲームにも仕事にも活躍しそうなポテンシャルを感じます。Indiegogoで予約受付中で、AMD Ryzen AI 9 HX 370と32GB RAM、1TBストレージの構成で1万40香港ドル(約19万6000円)のコースが公開されています。
ASUSとXboxがコラボした携帯ゲーム機


ASUSブースでは9月26日から予約受付を開始した携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」「ROG Xbox Ally X」を、40台の試遊機をそろえて出展。マイクロソフトのXboxとのコラボレーションにより開発した注目の携帯ゲーム機です。ガジェット通信では2モデルの特徴を比較したレビュー記事、新たに搭載した「Xbox フルスクリーン エクスペリエンス」の詳細を掘り下げたレビュー記事を掲載している他、ライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」でROG Xbox Ally Xの実機レビューを実施しています。
マイクロソフトとASUSがコラボした携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally」「ROG Xbox Ally X」レビュー ハードウェア上の特徴やモデル間の違いをチェック
マイクロソフトとASUSがコラボした携帯ゲーム機「ROG Xbox Ally X」レビュー ゲームプレイに特化した「Xbox フルスクリーン エクスペリエンス」を徹底チェック

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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