HARIOの新作「V60 NEO」を1ヶ月使った正直レビュー。誰でもおいしいコーヒーを抽出できるってこういうことか

2025年9月に発売され、コーヒー好きの間で話題になっているHARIOの新作「V60 ドリッパー NEO」。
発売日に購入して、約1ヶ月じっくり使い込んでみました。
HARIO待望の新作ドリッパー

HARIO 「V60 ドリッパー NEO 01」 1,980円(税込)
「V60 ドリッパー NEO」は、世界中で愛用されている名作「V60 ドリッパー」の20年ぶりとなる新作モデル。
サイズは1~2杯用の「01」と、1~4杯用の「02」の2種類で、今回は小ぶりな01を購入しました。
本体は軽量で熱効率に優れたトライタン製。全体がマットなブラックで統一されていて、かなりスタイリッシュな印象です。

最大の特徴は、ドリッパー全体に等間隔で配置された72本の極細スパイラルリブ!
湯の流れやペーパーフィルターとの距離、バイパス量を精密にコントロールして、「湯が最も速く、効率よく落ちる構造」にたどり着いたのだそうです。

底部では9本のリブに集約され、湯がスムーズに抜ける設計に。
お湯の滞留を防ぐことで雑味やエグみが出にくく、クリーンで透明感のある味わいに仕上がるようになっています。
同じレシピで比較してみると…

実際に同じレシピで抽出し、「V60」と「NEO」の違いを比べてみました。
・コーヒー粉(細挽き) 12.5g
・お湯 200ml
1投目(0:00):40mlを全体に注いで蒸らす
2投目(0:40):100mlまで注ぐ
3投目(1:10):150mlまで注ぐ
4投目(1:30):200mlまで注ぐ
結果は「V60」は3分12秒、「NEO」が2分38秒と、「NEO」のほうが30秒以上も速く落ち切りました!

そこで、今度はどちらのドリッパーでも落ち切りが2分30秒前後になるようにコーヒーの挽き目を調整。
その上で味の違いをチェックしてみることに。

今回使ったのは、蜜柑のようなジューシーな柑橘系フレーバーと甘さが魅力のルワンダ。
どちらもクリーンな仕上がりでしたが、「V60」はジューシーで鮮やかな印象、一方の「NEO」は、より細挽きで成分を満遍なく抽出できることで、甘みとバランスの良さが際立ちました。
個人的にはガツンと突出した味わいを楽しみたいときには「V60」、甘みと透明感を重視したいときには「NEO」と使い分けています。
「スイッチ」との組み合わせが最高だった!

1ヶ月使うなかで、特に気に入っているのが、HARIOの「浸漬式ドリッパー スイッチ」との組み合わせ。
公式でも「互換性を確保するため、本体と土台が分離可能」と明記されており、推奨されている使い方です。
これが本当に手軽でおいしくて、基本的にはこのスタイルばかり使っていました。

さらにおすすめなのが、「V60コーヒーペーパーフィルター・メテオ 01」との組み合わせ。
とにかく抽出スピードに優れていて、コーヒー粉をギリギリまで細かく挽いてしっかりと成分を抽出できるのが魅力です。

レシピはとてもシンプルで、12.5gの極細挽きの粉に190mlのお湯を一気に注ぐだけ。

1分50秒で軽く撹拌し、2分ちょうどでスイッチを押して抽出完了です。

この方法なら抽出のブレなく、どんな豆でも抜群においしいカップに。
時間に余裕がない朝はもちろん、高級な豆を少しだけ買ったときなどにも重宝しています。
手軽なのに間違いなくおいしい。まさにHARIOが目指す「誰でもおいしいコーヒーを楽しめる」を体現した組み合わせだと感じています。

値段13倍でもリピ買いを決めた理由。HARIOの新作フィルター「メテオ」でコーヒーがおいしくなった

ペーパーからリネンに替えたら、コーヒーをもっと好きになれた
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