コンパクトな有線タイプのHHKBに最上位モデルと同等の打鍵感と静粛性を持たせた「HHKB Professional Classic Type-S」が発売

PFUは10月21日、高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」(以下HHKB)の新モデル「HHKB Professional Classic Type-S」を発表。同日から同社が運営するECサイト「PFUダイレクト」で販売を開始しました。有線接続のみのシンプルな構成の「Classic」モデルに、最上位モデル「Type-S」シリーズと同等の打鍵感と静粛性を持たせたキー構造を採用しているのが特徴です。

コンパクトなClassicモデルにType-Sシリーズのキー構造を採用

ClassicモデルはBluetooth接続に対応する「HYBRID」モデルとは異なり、電池ボックスのないシンプルな有線専用モデル。

静電容量無接点方式のキー構造をアップデートして高速タイピング性と静粛性を実現したType-Sシリーズのキー構造を採用。押下したキーが戻る際、可動部品のプランジャとハウジングとの接触部分に人間の聴覚感度が高い周波数2500~5000Hz帯の刺激を下げる緩衝材を設置した他、キー押下時のブレを抑えるように駆動部のかみ合わせを設計。これにより、従来モデルと比べてキー打鍵音を30%低減しています。キーストロークは従来製品の4mmから3.8mmに最適化し、高速タイピングを実現しました。

キーマップ変更ツールに対応

Professional HYBRID Type-SモデルとProfessional HYBRIDモデルのみ対応していた「キーマップ変更ツール」に対応。好みのキーレイアウトにカスタマイズできます。

2026年3月に提供するアップデートにより、複数キーを同時押しするショートカットを1キーに割り当てる機能、スリープに入るまでの時間の任意設定機能といった機能追加を予定しています。

計6モデルをラインアップ

キートップの刻印はキー中央に変更。Classicモデルで初めて日本語配列をラインアップしました。

「英語配列/墨」「英語配列/白」「英語配列/雪」、「日本語配列/墨」「日本語配列/白」「日本語配列/雪」の計6モデルをラインアップ。価格はいずれも3万1900円(税込)です。

従来製品のProfessional HYBRIDは在庫限りで販売を終了。従来のProfessional Classicは白モデルのみ残して他3モデルは在庫限りで販売を終了します。これにより、今後ProfessionalシリーズはHYBRID Type-Sの10機種、今回発売するClassic Type-Sの6機種、Classic1機種の計17機種構成になります。

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宮原俊介

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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