乃木坂46・弓木奈於が『仮面ライダーゼッツ』に出演 現役メンバー初の快挙にSNS沸騰

10月12日放送の『仮面ライダーゼッツ』(テレビ朝日系)第6話に乃木坂46の弓木奈於が出演し、SNSが沸騰した。幼い頃から仮面ライダーファンとして知られる弓木が、念願の出演を果たしたのである。
弓木は『仮面ライダー電王』など、幼い頃から仮面ライダーシリーズの大ファンとして知られている。レギュラーアシスタントを務める『沈黙の金曜日』(FM FUJI)でも仮面ライダーを熱く語る場面があるなど特撮好きとしても知られていた。つまり今回の出演は、まさに夢が叶った瞬間といえよう。ちなみに2019年、元乃木坂46の生駒里奈が、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』にゲスト出演することがあったものの、現役の乃木坂メンバーが出るのは弓木が初めてだという。
令和仮面ライダーシリーズ第7作『仮面ライダーゼッツ』は、夢の中で”無敵のエージェント”として活動する冴えない好青年・万津莫(今井竜太郎)が、突然手に入れたベルトで仮面ライダーゼッツに変身し、”悪夢”を現実のものにしようとする怪人・ナイトメアに立ち向かう物語。
第6話「封じる」では、莫が監獄からの脱出ミッションに挑む。その中で弓木は、お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶ演じる芸人「ダンボール先輩」と共演。「遥とダンボール先輩のZ級グルメ旅」というグルメ番組に出演する人気アイドル・鈴木遥役を演じた。
このダンボール先輩は、「ダンボール!」と叫ぶたびに両手に持ったダンボールを目の前に押し出すキャラクター。弓木とのやりとりでは、いきなり「遥ちゃん、最近ダンボールしてる?」「ネットで化粧品買ってダンボール開けました!」「ダンボール!……もう、ひとダンボールある?」「ついこの間、おばあちゃんからダンボールもらいました!」「ダンボール!」というシュールなやり取りが展開された。
X上では「鈴木遥ちゃん可愛すぎた」「奈於ちゃんビジュ最強!可愛すぎる」といった称賛の声や「ぜひ再登場してほしい」というラブコールが相次いでいる。
そんな弓木は演技の実績も豊富だ。2023年8月12日放送のミステリードラマ『ダブルタップミステリー』(テレビ朝日系)でも抑制の効いた演技を見せ、今年1~3月まで放送されていた連続ドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』(フジテレビ系)では売れっ子のアイドル漫画家・深田ゆずを好演した。また今回のまなぶとのやり取りでは、台詞をアドリブ待ちされていたシーンもあったという。
11月号の『EX大衆』(双葉社)では今後演じたい役として、「サスペンス系の作品で犯人に間違われる役を演じたいです。ずっと怪しいんだけど『お前じゃないんかい!』って言う(笑)」と抱負を語っていた弓木。いずれにしても彼女の新たな一面が垣間見られたひとときだった。
仮面ライダーゼッツ第6話 TVer(19日9時30分終了予定)
(執筆者: 田中周作)

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