芸能生活30周年!原口あきまさインタビュー「ひとりだったら、ここまでこれていない」15年ぶりの単独ライブも開催

ものまねタレントとして人気の原口あきまさんが芸能生活30周年を迎え、30周年記念ライブ「我夢謝裸(がむしゃら)」を開催。単独ライブとしては、15年ぶりの開催になります。

明石家さんまさんのものまねでブレイクしたのが20代。以来、ものまねレパートリーは200人を超え、現在もものまね道をまい進中の原口さん。これまでを振り返りつつ、ご本人にお話をうかがいました。

●芸能生活30周年、15年ぶりの単独ライブ開催ということで、意気込みをまず教えてください。

これまでの僕は、ユニットライブを多めにやっていましたので、今回自分の単独ライブを久しぶりにやることになりました。いつしか自分のことではなく、周囲のこと、ものまね業界全体のことを考えるようになっていたんです。良く言えば、みんなを腐らせないようにって。そっちを大事にライブを主催して、みんなで一緒にやろうと動いていたんです。

●そして50歳を機に自分のためにも動こう、ということになったわけですね。

しばらく自分のためにやっていなかったということと、そもそも僕のやりたいことはみんなと一緒にユニットライブをやることで、それはもう夢が叶いまして。それはそれで、今後も継続していくと思います。

単独ライブは僕の50歳の年に一回復活させておいてもいいのかなという気持ちもありました。ちょうど節目というか、ここまで残れるとも思っていなかったですし、そんな想いがいくつもあるって感じなんです。

●原口さんといえばレパートリーが200以上あるということで、人気のネタから新作まで今回は登場しますか?

そう言うてますけれど、フタを開けてみたら仕事で披露させていただくレパートリーの方々は7~8人なんです。上手いこと回しております(笑)。今回はみなさんが見たいであろうものまねはもちろん、あとはお客様からのリクエストに答えたり、豪華ゲストとのコラボネタ、このライブだけのネタがあったりなかったりします(笑)。

●ちなみにライブに関係なく、今一番気に入っているネタは何でしょうか?

僕が一番気に入っているネタは、あれだけ熱い勝俣州和さんが、興味がない話題の時にとってしまうリアクションですね。(実際に披露)これ、ありますでしょ?(笑) なので、そういうあるあるを気づかせてくれるライブでもあります。新ネタは意外と難しいものがあるのですが、気づいちゃうんですよね、そういうの(笑)。

●明石家さんまさんのものまねでブレイクされて四半世紀が経ちますが、長いキャリアを振り返り思うことはありますか?

そうですね。さんまさんを23歳かそこらでやったと思うので、あっという間です。芸歴も大事なんでしょうけれど、ヘンな話ここまで当たり前のように来ちゃっているから、「当たり前じゃねえからな!」という加藤浩次さんの言葉じゃないけれど、「あ、そうか、当たり前じゃないんだこれ」って、たまにこうして思わせられないとダメだなって。そう思わないと、自分がダメになるなって思う時もあります。

僕は早咲きだったので、あの時ものまねタレントにシフトチェンジしなければ、仕事がなかったかもしれないんですよね。小さなライブ会場でどんな漫才・コントをやっていたかもわからない人間が、途中からものまねにシフトチェンジして、以来ずっとね。途中エンストする時期もありましたけど(苦笑)、ここまで頑張って来られたから。

●改めまして30周年おめでとうございます。ふりかえって思うことはありますか?

本当に人の力で来られた30年だったと思います。よくね、ものまねって他力本願じゃダメだよと言われることがあるんですけど、人の力でなければここまで来られなかったと思いますし、ひとりだったらまず無理だったと思うんです。原口あきまさを応援してくださる方もおられますし、まだ知らない方もおられると思いますが、僕なりのエンターテイメントをみなさんと一緒に作り上げていければと思っています!

■原口あきまさ 30周年記念ライブ~我夢謝裸~ 東京公演
https://www.bsfuji.tv/akimasa-haraguchi/index.html

(執筆者: ときたたかし)

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