モトローラが独自AIを強化したフリップ式折りたたみスマホ「motorola razr 60」を10月10日発売へ

モトローラ・ジャパンは9月30日、フリップ式の折りたたみスマートフォン「motorola razr 60」とソフトバンク向け「motorola razr 60S」、NTTドコモ向け「motorola razr 60d」を10月10日に発売することを発表しました。3.6インチ大画面のアウトディスプレイを搭載し、独自AI機能「moto ai」のパフォーマンスと機能を向上した最新モデル。モトローラオンラインショップの販売価格は13万5800円(税込)。
ヒンジの耐久性を向上

3.6インチのアウトディスプレイには任意のアプリを起動でき、PayPayなどの決済アプリが閉じたまま利用可能。



閉じた状態のサイズは約W73.99×H88.08×D15.85mm、重量は約188g。アウトディスプレイは解像度1056×1066のpOLEDでリフレッシュレートは最大90Hz。



開いた状態のサイズは約W73.99×H171.30×D7.25mm。ディスプレイは約6.9インチで解像度2640×180のpOLED、リフレッシュレートは最大120Hz。

チタン製の高強度のヒンジプレートを搭載し、80万回以上の折りたたみに対応。IP48の防水防塵に対応します。

バッテリー容量は4500mAh。30Wの急速充電に対応し、約15分の充電で最大12時間のバッテリー駆動が可能。15Wのワイヤレス充電にも対応します。
2眼カメラで様々な撮影スタイルに対応

メインカメラは、光学手ブレ補正対応の5000万画素クアッドピクセル広角、1300万画素超広角の2眼構成。超広角カメラはマクロ撮影に対応します。メインディスプレイには1300万画素クアッドピクセルのインカメラを搭載します。



メインカメラを使った自撮りや三脚要らずのスタンドでの撮影など、折りたたみならではの“フレックスビュースタイル”での撮影に対応します。


90°に折り曲げて横持ちにして撮影する「カムコーダーモード」では、横と縦に画角を切り替えて撮影が可能になりました。
moto aiを強化

プロセッサーにはMediatek DImensity 7400Xを搭載し、AIパフォーマンスを15%向上。razr60は12GB RAMと512GBストレージ、razr60s/razr60dは8GB RAMと256GBストレージを搭載します。


moto aiの新機能には、大胆な日本語名にローカライズしているものも。「とりまリスト(Catch me up)」は、複数の通知に埋もれて見逃したメッセージの要約や重要なToDoの要約を生成する機能。LINEに返信する場合は、LINEアプリを開かなくても“とりまリスト”からそのまま返信することができます。


「おまとメモ(Pay Attention)」は、音声を記録して文字起こしや翻訳、要約が利用できる機能。言語設定を日本語にしておくと、日本語と英語が混ざった会話でも録音後にはすべて日本語に翻訳して文字起こしや要約が利用できます。

“とりまリスト”と“おまとメモ”は、閉じた状態でアウトディスプレイからも起動することができます。

「お気にいリマインダー(Remenber This/Racall)」は、見たり聞いたりキャプチャーしたものを保存し、後から呼び出して検索したりAIに質問することができる機能。

モトローラは特定のAIに依存することなく、ユーザーの用途に応じてエンジンを選んで使えるのが特徴。Gemini、Perplexity、Copilot Visionのいずれも利用できます。
この他、「明日の朝6時にアラームをセットして」と音声アシスタントのように利用できる「グローバルサーチ」、「夏の終わりに聞きたいプレイリストを作成して」とユーザーの気分に合わせたAmazon Musicのプレイリストを自動生成する「プレイリストスタジオ」といった機能を利用できます。
本体カラーは3色


本体カラーはPANTONE Lightest Sky(ライトスカイホワイト)、PANTONE Gibraltar Sea(ジブラルタルシーネイビー)、PANTONE Parfait Pink(パルフェピンク)の3色です。

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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