長谷川海音、眠れない夜に寄り添う新曲「夜想」リリース

長谷川海音、眠れない夜に寄り添う新曲「夜想」リリース

長谷川海音が2025年9月24日(水)にニューシングル「夜想」をリリースした。

本作のレコーディングとサウンドプロデュースは、ayU tokiOとしても活動する猪爪東風が担当。サポートメンバーには菊地芳将(Ba.)、中谷充宏(Gt.)、中島瑞貴(Dr.)が参加し、有機的でバランスの取れたアンサンブルを形にした。

柔らかく流れるようなフィーリングを基調に、各パートが寄り添い重なり合うサウンドが展開。特に、2サビ後に訪れるボーカル・ピアノ・ドラムのみのCメロから、バンド全体が加わりラスサビへと駆け上がるダイナミクスが聴きどころとなっている。

歌詞は「眠れない夜に、朝へと連れて行ってくれる汽車を待つ」という幻想的なイメージから生まれたもの。夢を「夜から彼岸へと運んでくれる汽車」と捉え、静かな夜に差す希望の光を描いている。

心が晴れず眠れない夜や、明日への小さな希望を抱きたいときに寄り添う1曲となっている。なお本楽曲は3か月連続シングルリリースの1作目となる楽曲で、10月22日(水)には「水草」、11月19日(水)には「Tシャツ」を公開予定。

長谷川海音は今回のシングルについて、以下のようにコメントを寄せている。

コメント

本作『夜想』の最初のデモを作ったのは、2020年の夏。
前身のロックバンド「のの」のために書いた曲でした。
当時はコロナ禍の真っ只中で、バンドを始めたものの思うように活動できず、
会いたい人にも会えない日々。
鬱屈とした時間が続いていました。
夜に床についてもなかなか眠れず、気づけば空が白み始めていることも多く、
そんなときはたいてい頭の中がぐるぐると
いろいろな想いにかき乱されていたように思います。
私はほとんど毎晩のように夢を見ますが、
夢は眠れない夜に巡る思考を、いつの間にか現実から彼岸へと
連れ去ってくれる汽車のような存在でした。
気がつけば朝になっていて、幻想の汽車旅の余韻が微かに残る朝は、
不思議と少し明るい気持ちで迎えることができました。
そんなふうに、哀しくも静かな夜を夢へとつなぐような、
明るい調べのイメージを込めて『夜想』という曲を作りました。
初期のデモを作ってから5年の月日を経て、長谷川海音としてようやく音源化することができました。
4月に出したEPと同じく、レコーディングからミックス・マスタリングまでを
猪爪東風さんに依頼し、サポートメンバーも同じ体制で制作に臨みました。
EP制作の過程で徐々に育まれた通じ合うフィーリングが、さらに結束を強め、
今回もとても良いレコーディングになったと思います。
繊細さとバランス感が光るアンサンブルとサウンドによって、
眠れない夜に夢の入り口で願うような情感を、
しっかり表現できたのではないかと感じています。
本作を皮切りに、10月・11月にもシングルを続けてリリース予定です。
その後すぐにEPかアルバムの制作に入り、来春には公開するつもりです。
一連の楽曲を通じて、少しずつ長谷川海音ならではの世界観や
バンドサウンドの輪郭が鮮明になっていくと思います。
そのフィールを感じ取りながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

リリース情報

長谷川海音
シングル「夜想」
2025年9月24日(水)リリース
OTOTOY配信中
https://ototoy.jp/_/default/p/3042626

アーティスト情報

・Instagram
https://www.instagram.com/kaitohasegawa_623/

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