故マック・ミラー、『GO:OD AM』10周年を記念したショート・フィルム公開

 2015年9月18日にリリースされた故マック・ミラーの3rdアルバムにしてメジャー・レーベル・デビュー作『GO:OD AM』が、リリース10周年を迎えた。これを記念して、ショート・フィルムが彼の遺族によって公開した。

 『GO:OD AM (Time Flies, Try to Catch It)』と題されたこの15分のドキュメンタリーは、当時のマックの姿とアルバムの制作過程を映した作品だ。映像は、米ピッツバーグ出身の彼の言葉から始まる。「自分にとってこのアルバムは新風を吹き込むようなものにしたかったんだ」と彼は語り、「ここ最近作ってきた音楽は少しダークで悲しいものが多かった。このアルバムではそこから抜け出し、自信とポジティブさを表現したかったんだ」と話している。

 プレス・リリースのあらすじにはこう記されている。「マックの“Inertia”フリースタイルや、のちにショート・フィルム“Making Faces”を手がけたサム・バラバンが監督した本作は、マックがメジャー・レーベルから初めてリリースしたアルバムを振り返り、その後のアルバム群で展開される劇的な芸術的進化を予感させる作品となっている。映画では、アーカイブ映像に加え、マックの長年のエンジニアであるジョシュ・バーグ、マネージャーのクリスチャン・クランシー、映像コラボレーターのイアン・ウルフソン(マックのファンにはレックス・アローとして知られる)、そして親友(でハイプマンでもある)クエンティン・カフらがアルバムの意義を語っている」

 マック・ミラーは、2018年9月7日に26歳で亡くなった。

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