軽量で快適な登山用テント選びに悩んでいるなら、アライテントの「鬼の形をしたドーム」はどう?

昨年からどっぷりと登山の魅力に取り憑かれてしまって、山に行くのが待ち遠しくなってしまっています。
基本的には日帰りで行ける山に行くことが多いのですが、たまにテント泊をすることも。
高い標高地点でも、どうせなら快適なテント泊がしたいですよね!
鬼の形のテント?

アライテント オニドーム2 59,400円(税込)
そんな私のオススメは、アライテントの「オニドーム2」というテント。
山に持っていくにはもちろん軽い方がよいですが、それで結露に困ったり、居住性がいまいちだったりすると夜に寝づらく、翌日の体調にも差し障ることがありますが、とにかくこのテントはバランスが良いんです。

私が買った「オニドーム2」は2人用のテントで、重さはグランドシートを入れて1,730g。
めちゃめちゃ軽いわけではないけど、十分山にも持っていける重さ。
ちなみに持ち運び時のオニドーム2は写真の上のもので、元々使っていたMSRのエリクサー2(下に写っている赤い袋)と比べて1kg程度軽く、また大きさもかなりコンパクト。
エリクサー2自体はデザインや居住性を含め、とても気に入っているテントなのですが、山岳用というよりは、車で行くキャンプ用。
山に担いで行くのはちょっとキツいんですよね。
オニのツノが隠れている

先日、涸沢カールで張ったときの写真がこちらなのですが、普通のテントに見えるかと思います。
名前にもなっている「オニ(鬼)」とは? と思ってしまいますよね?

テントを横にしてみるとわかりやすいのですが、そこの部分が鬼のような形になっているんです!
分かりますか? まるで2本のツノが生えているように見えますよね。
ちなみに、この記事の一番最初の写真は収納袋を横から撮影しているのですが、実はここにも鬼の形が隠れていたりします!

このツノ部分があるおかげで、勝手に前室ができ、テントの中には入れたくないけど外に置いておくのは憚られるようなものを、ここに置いておけます。

実際にはブーツや、調理器具などを置いておくのに使えます。

また、テントの中ではこのツノの部分にザックや着替えなどを置いておけるので、自分が寝るスペースを邪魔されずに、良い感じです。
よく考えられたオニの形なんです。
詳しくみてみると

このテントは、壁が二重になっているダブルウォールテントなのですが、設置が簡単と言われる吊り下げ式ではなく、スリーブ式。
一般的には吊り下げ式は設置が早く、スリーブ式は強度が高いと言われますが、オニドームの場合はポールを通した奥側は袋状になっており、奥に回り込んでグロメットに通すなどの動作が不要なので、とても簡単かつ素早く設置ができます。
ここもよく考えられているんですよね。

テントの中側に付いている小さなポケットは、スマホが入るくらいのサイズがあり、とても使いやすいサイズです。

天井には小さなフックが5つ、私は真ん中のフックには小さなカラビナを付けて、夜はここにLEDランプを付けています。

また、他の2つのフックにはガイロープを取り付けており、脱いだ靴下などを乾かすのに使っています。
購入時に一手間が必要

このテントは購入したら、まずやることがひとつ!
それが、付属のシームコートで防水性を高めてあげる必要があります。

インナーテントの四隅にこのシームコートを塗ってあげる必要があるのですが、上手く塗らないと下に垂れてくるので、屋内で塗る場合は注意が必要です。
ちょっと面倒とも言えますが、この作業のおかげでテントに対して、より愛着が増してしまうのが不思議なところです。
テント場に応じた前準備をして、より快適に

ペグが刺さらない場所では、事前に片側をエバンスノットという結びにした状態のガイロープをテントやグランドシートに取り付けておくこともオススメです。
こうしておけば、手頃な石を見つけさえすれば、ペグを使わなくてもすぐにテントを固定できます!

これから寒くなってくるとテント泊も気合いが必要になってきますが、今は丁度よいタイミング。
ぜひテント泊に挑戦して、自然をたっぷりと感じてみてください!

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