三谷幸喜マニアによる「三谷幸喜の映像作品」ランキング発表 / 王様のレストランは何位か

脚本家・三谷幸喜先生の映像作品を好きな人であれば、こう思うはず。三谷幸喜先生の良さを知らない人に、その良さを知ってほしいと。知れば知るほど、スルメのように旨味がにじみ出る至高の作品ばかりだから。

そこで今回、三谷幸喜マニアによる三谷幸喜マニアのための「三谷幸喜の映像作品」ランキングを発表したいと思う。

より深く三谷幸喜先生の素晴らしさを実感できる作品

ランキングの順番は、作品の優劣ではなく「より深く、そしてわかりやすく三谷幸喜先生の素晴らしさを実感できる作品」を基準として決めている。よって、すべてが同列と言えるほど秀逸な作品であることを前提としてランキングを見てほしい。

<三谷幸喜マニアによる三谷幸喜マニアのための「三谷幸喜の映像作品」ランキング>

1位 王様のレストラン
2位 古畑任三郎シリーズ
3位 振り返れば奴がいる
4位 ラヂオの時間
5位 笑の大学
6位 THE 有頂天ホテル
7位 ザ・マジックアワー
8位 鎌倉殿の13人
9位 みんなのいえ
10位 ステキな金縛り

「定石を超えた定石」を堪能させてくれる

「王様のレストラン」に関しては、三谷幸喜マニアならば満場一致で1位なのではないだろうか。構成として完璧であり、ドラマの展開として定石をなぞりつつ進むが、けっして退屈させない「定石を超えた定石」を堪能させてくれるのである。

三谷幸喜先生の最強感を作品を通して理解できる

正直、ここまで「どうでもいい展開」(誉め言葉)でハラハラドキドキさせるドラマは稀。いや、「王様のレストラン」しかないと断言できる。よって、一度も視聴したことがない人にこそ観てほしい。三谷幸喜先生の最強感を作品を通して理解できるはずだ。

それはまた別のお話

ちなみに、もっとも記憶に残るエピソードは「古畑任三郎」の殺人特急。「振り返れば奴がいる」のとある人物が作品の枠を飛び越えて登場するのだが、それだけでなく「両作品に出演した俳優が別役として登場する」という現象も発生し、いま流行りのマルチバース展開の先駆けと言えなくもない。……が、それはまた別のお話。




※記事画像はAmazon Prime Video / FODより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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