世界泥だんご協会ってどういう活動をしてるんですか?

この世には〇〇協会という名称の団体が無数に存在しています。
Norikoさんという日本人女性が代表を務める「世界泥だんご協会」という団体が、なぜかオランダにあったりします。

「日本ではコロナ禍に子どもたちと公園で遊ぶ中で泥だんごを作り始めました。うまくできずに試行錯誤しながらも“もっと光らせたい!”という想いで作り続けるうちに、深い癒しを感じるようになりました。その後、オランダに移住して子育てで心身が疲れていた時に再び泥だんご作りを始め、心が癒され元気を取り戻せたことが大きな転機でした。さらに、オランダでは泥だんごが全く知られていなかったため“これは日本文化なんだ”と改めて気づき、世界にも広めたいと思うようになりました」と語るNorikoさんに、同協会の運営趣旨などを伺いました。

同協会は「日本の“Dorodango(泥だんご)”を癒し・瞑想・アート・教育として世界に広めることを目的に設立しました。現在は8か国のコアメンバーが研究・交流を行っています。ただいまオランダで非営利団体NPO法人の登録準備中です」とNorikoさんはいいます。
「Xでは日本語、Instagram・YouTubeでは英語で発信しています。対象は世界中の泥だんごファンで、多言語でコメントをいただきますが、翻訳ツールを用いて幅広く対応しています」と、SNSを駆使して世界中に情報発信しています。
世界泥だんご協会の各SNS
X
https://x.com/MPgybuHx96dPQqL[リンク]
Instagram
https://www.instagram.com/shiny.dorodango/[リンク]
YouTube
https://www.youtube.com/@DorodangoNoriko-u3x[リンク]
泥だんごに『鉛筆の芯』を振りかけたら…ほぼ鏡。磨きを極め過ぎて泥だんごの向こう側へ行ってます。 pic.twitter.com/KtizdfPBMW— noriko世界泥だんご協会会長 (@MPgybuHx96dPQqL) June 27, 2025
https://x.com/MPgybuHx96dPQqL/status/1938592721595473960
今年の6月にはこちらのポストが話題となりました。
金属にしか見えないのこの球も「泥だんごです。粘土と砂と水を丸めて鉛筆の芯の粉(グラファイト)を塗り磨いて仕上げました。完成までに2日かかります。SNSでは“信じられない!”という大きな反響をいただきました」と説明してくれました。

クリエイティブなアイテムが取引されるオンラインマーケットプレイス「Etsy」では、どろだんごキットやオリジナルどろだんごを販売しています。購入者層については「アメリカを中心に、ヨーロッパやカナダなどの方々が購入されています。ご自身で作りたい方、またプレゼントとして購入される方が多いです」ということです。
Etsy ShinyDorodango
https://www.etsy.com/jp/shop/ShinyDorodango[リンク]
同協会の当面の目標は「国際的な研究・交流のコミュニティを広げること、そして泥だんごを“暇つぶし”ではなく“癒し・瞑想・アート”として社会的に認知されるよう活動していきます」とのこと。
世界泥だんご協会の国境を越えた活動はどこまで拡大していくのでしょうか。
誰が去年オランダで発信始めて一年後こうなると予想した?誰が西新宿の公園で手の皮が無くなるまで作ってる時に6年後こうなるぞと予想した?誰が江ノ島の公園の土を甲子園球児みたいに持って帰ってベランダで夜まで作ってた時に世界8カ国の協会メンバー集めれるって予想した?人生動くと変わるんだね pic.twitter.com/qu6D5A5ren— noriko世界泥だんご協会会長 (@MPgybuHx96dPQqL) August 15, 2025
https://x.com/MPgybuHx96dPQqL/status/1956289452021567747
※画像提供:世界泥だんご協会
(執筆者: 6PAC)

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