人間を襲ったクマ駆除→ 殺すなと役場に苦情殺到→ 知床第一ホテル「苦情を言ってる皆様 一度ぜひ世界自然遺産知床へお越しください」

北海道・知床に出現し、人間を襲って死亡させたクマ。その後、襲ったとされるクマが駆除。しかし、クマを駆除したことに対して「なぜ殺したんだ!かわいそう」「子グマは殺す必要がないんじゃないか」などと、数多くの苦情が役場に寄せられているという。

<北海道ニュースUHBの報道 / 一部引用>

「北海道知床の羅臼岳で登山中の男性を襲い死亡させた親グマと子グマ計3頭が駆除されたことを受け、地元自治体には全国から苦情や意見が相次いでいることが分かりました。「なぜ殺したんだ! かわいそう」「子グマは殺す必要がないんじゃないか」「世界自然遺産の登録を返還すべきだ」(町に寄せられた苦情) 斜里町によりますと、18日までに役場に電話やメールで約50件、苦情や意見が寄せられていることがわかりました。7割は本州からで、否定的な内容が大半を占めています」

「苦情や意見は斜里町の隣、羅臼町にも山の名前から勘違いをした人から15件ほど寄せられているといいます。どちらの自治体にも30分を超える電話や、A4用紙2枚分のメールを送り持論を語る人もいて、業務に支障が出ているということです。2つの町は「人を襲ったクマを駆除することを理解してほしい」としています」

知床第一ホテル「苦情を言ってる皆様 一度ぜひ世界自然遺産知床へお越しください」

人間を襲い、命を奪ったクマ。そのようなケースでは駆除されて当然と思う人が大多数だと思われるが、一部、そう思わない人がいるようだ。

そんななか、知床第一ホテルの公式Xアカウントが「苦情を言ってる皆様 一度ぜひ世界自然遺産知床へお越しください」とコメントをし、大きな注目を集めている。

<知床第一ホテルの公式Xコメント>

「苦情を言ってる皆様 一度ぜひ世界自然遺産知床へお越しください 考え方ががらっと変わりますよ」

「斜里町役場の通常業務に支障をきたしている状況を危惧してのポストです 論点をずらしてコメントされている方がいますが皆様無視して下さいね」


知床を訪れて現地の空気を経験するとよいかも

知床はステキな場所だ。しかし、ところどころにクマの出現報告や注意喚起の貼り紙があるなど、ほかの地域とは違った雰囲気があるのも事実。

いろんな意味で、一度、知床を訪れて現地の空気を経験するとよいかもしれない。自身がどういう考えであろうと、得るものはあるはずだ。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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