Ado、ワールドツアーのアジア&ヨーロッパ編で反響が大きかった国は?
Adoのワールドツアー【Ado WORLD TOUR 2025 “Hibana” Powered by Crunchyroll】のヨーロッパ編が、7月2日のミラノ公演でフィナーレを迎えました。本ツアーは4月26日・27日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演で幕を開け、海外はアジア、オセアニア、ヨーロッパの計15の国と地域を巡ってきました。
日本のアーティストによるワールドツアーとしては過去最大級の規模となる本ツアーですが、現時点でどのような反響が生まれているのでしょうか? ルミネイト社の音楽分析ツール「CONNECT」のデータを用いて、日本を除く各国・地域におけるライブの7日前~当日~7日後までのストリーミング数の推移を調査しました。
■各国・地域のストリーミング推移はこちら
(集計期間:2025/4/27~6/30)
※2都市で公演が行われたオーストラリアは、シドニー公演を基準に集計
※フランス、スペイン、イタリアは集計期間中の日程までを表示
グラフを見ると、ほとんどの国・地域がライブ当日または翌日にピークを迎えています。最もストリーミング数が増加したのはオーストラリアで、ライブ後1週間のストリーミング数はライブ前の倍近くに増加しました。特にシドニー公演からメルボルン公演にかけて上昇傾向が見られたことから、2都市での開催が全体の盛り上がりにつながったと考えられます。
また、ライブ後の増加率が最も高かったのはデンマーク(+122%)で、次いで、オーストラリア(+88%)、フィリピン(+67%)が続きました。これらの国・地域は、昨年のワールドツアーでは訪問しておらず、ファンにとって待望の公演であったことがうかがえます。
本ツアーは今後、7月10日のシアトル公演を皮切りに、北米12公演、南米4公演が予定されています。特に初開催となる南米で、どのような反響が見られるのか注目が集まります。
※本記事は、ビルボードジャパンとルミネイトのメールマガジンにて配信された内容を加筆・修正したものです。世界の音楽データを分析できるツール「CONNECT」の詳細およびメールマガジンの登録は下記ページをご確認ください。
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