25年振りの超変身!超楽しみにしていた「超クウガ展」に超参加した超感想!!!

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2000年1月30日午前8時から放送を開始した『仮面ライダークウガ』。現在にまで脈々と続く仮面ライダーシリーズ。平成仮面ライダーの記念すべき第1作目として、今でも多くのファンを魅了し続けている。そんな伝説的作品の放送25周年を記念した『超クウガ展』。東京会場は6月14日(土)からスタート。前売りチケットが発売されてすぐにチケットを取り、超待ちに待った筆者も先日超参加してきた。

会場は東京ドームシティ内にあるGallery AaMo。外の雰囲気からクウガ一色。大人になったあの頃の少年たちが行列を作っていた。筆者は15時から入場のチケットを購入しており。30分ほど前から整列して入場。オダギリジョーさんの音声ガイドが聴けるQRコードを読み込んで中へ!

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今回の超クウガ展は、クウガの名シーンを再現した超立像など一部が写真撮影可能となっていた。まずはトライチェイサー2000に跨ったクウガがお出迎え。当時のオープニング映像に新撮カットが加わった特別映像がスタート。最後にはオダギリジョーさんの声も流れたところで本格的な展示コーナーへ。

企画案や設定画、クウガのデザインにおける変遷など、25年間明かされなかった資料が所狭しと並ぶ。

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なにより圧巻なのがクウガの超立像。作中で五代雄介が最初に変身するグローイングフォームを筆頭に、マイティフォーム、ドラゴンフォーム、ペガサスフォーム、タイタンフォーム、そしてアルティメットフォームの超立像が超展示されている。特にペガサスフォームが射程に捕らえるメ・バヂス・バを見たときには思わず「おぉ!」と声が漏れてしまった!

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怪人であるグロンギの資料や立像も今にも我々に襲い掛かってきそうな迫力だった。グロンギのエリアには超クウガ展にて新規制作・初公開となる「バラのタトゥの女/ラ・バルバ・デ」怪人体の立像も展示されている。もっとおどろおどろしい見た目かと思いきや、人間体のころの艶めかしさが感じられ、それでいてきちんと恐ろしさもあるデザインだった。こちらは写真撮影禁止のため、ぜひその目で確かめてほしい。
 
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作中に登場する「喫茶ポレポレ」の店内が再現されたフォトスポットもあり(こちらは写真撮影可能だったが混雑していたため断念!)、クウガの世界にどっぷり浸れる展示となっていた。

素晴らしい展示会だったことは言うまでもないが、筆者の心に残ったのが、制作陣の対談にあった「正義の味方が振るう拳もまた暴力である」というコンセプト。これはクウガの本編序盤から描かれていたテーマだったが、それは大人になってから見返すとより強く感じられ、クウガがただの子ども向けヒーロー番組ではないという大きな要素のひとつとなっている。

人々を守るために戦ってきた雄介だが、暴力で解決するという手段は怪人たちと何もかわらず、暴力を駆使した彼はその報いを受けなければならない。そこには制作陣の様々な葛藤があって、放送された本編とは違った結末も考えられていたそう。このあたりもぜひ、会場で見てほしい。

そして最後にやってくる物販。
ここで絶対に絶対に絶対に超購入すべきアイテムがある。それは超クウガ展の展示を網羅した図録である。

お値段たったの3960円。
なぜこれがオススメなのかと言うと、会場は狭い場所もあり、ゆっくり自分のペースで文章を読むことができないことがある。実際に筆者も泣く泣く見逃した場所も多数あった。そんなことがあってもこの1冊があれば超安心。展示のすべてが網羅されており、展示の紹介文などもそのまま掲載されている!そしてこの図録限定の内容もあるため、自宅でじっくりもう一度クウガ展を楽しむことができる。

こんな感じで超楽しめる超クウガ展。東京会場は7月6日まで超開催中だ!!!
(Written by 大井川鉄朗)

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