【群馬県桐生市】観音院に、地域と観光が織り交ざる観光案内カフェ＆パーク完成！「沙羅茶房」もOPEN

2025/06/26 13:00 ストレートプレス

寺社に特化した宿泊・体験サービスブランド「OTERA STAY」を展開するシェアウィングは、2019年より群馬県桐生市の観音院における寺院門前活性化プロジェクト「桐生テラマチプロジェクト」を企画支援。第一弾の観音院宿坊開業に続く第二弾の企画として、地域と観光が織り交ざる観光案内カフェ＆パークが完成し、6月8日(日)にCafe「沙羅茶房」がオープンした。

なお同事業は、令和6年度の観光庁観光振興事業費補助金(歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業)の採択事業だ。

「街を歩く・つながる・滞在する」観光の導線をつくる

観音院は、桐生新町重要伝統的建造物群保存地区から徒歩10分に位置する、380年の歴史をもつ寺院。2019年にシェアウィングと提携し、桐生の新たな観光名所づくり「桐生テラマチプロジェクト」を本格始動した。

桐生市は、自然アクティビティやキャンプ場、近代化遺産、重要伝統的建造物群など、多くの魅力を有しており、年間観光客数は約350万〜430万人にのぼるとのこと。しかし、その多くが「通過型」の観光にとどまっており、滞在時間の短さが課題とされている。

第一弾は、貸切宿坊「Temple Hotel 観音院」

「桐生テラマチプロジェクト」の第一弾では、2019年に、1日1組限定のお寺に泊まれる貸切宿坊「Temple Hotel 観音院」を開業。これを機に、桐生の観光玄関口として地域の人と観光客の織り交ざる場となってきているという。

そして、滞在時間の短さの課題に対し、「桐生テラマチプロジェクト」では、境内に公園を整備し、「街を歩く・つながる・滞在する」といった観光の導線をつくることを目指して、寺院という地域資源を活用した多機能拠点を整備。より多くの観光客が立ち寄るだけでなく、“とどまる”体験ができるよう、観音院の境内の一角を活用して、水遊びができるエリアを備えた。