ありえないくらい新幹線に乗りまくっているイラストレーター岸田メル先生が推す駅弁を食べる / チキン弁当

人気イラストレーターであり、無類のグルメ人としても知られている人物といえば、岸田メル先生である。彼は、ありえないくらい新大阪駅と東京駅を新幹線で往復しており、駅弁を食べまくり、その知識と経験は「熟練の駅弁マスター」と言ってもよいレベル。

岸田メル先生が推す駅弁を食べる!

そんな岸田メル先生が推している駅弁が存在する。そこで今回、岸田メル先生が推している駅弁を徹底的に食べまくってみることにした。ありえないくらい新幹線に乗りまくっているイラストレーター岸田メル先生が推す駅弁を食べる! 間違いない駅弁に出会えそう。


JR東日本クロスステーション「チキン弁当」

今回食べた駅弁は「チキン弁当」(JR東日本クロスステーション)。このパッケージ、知っている人は多いと思われる。かなり目立つ。なにより、他の駅弁とは違って、パッケージデザインの雰囲気がポップすぎる。

ポップすぎて「駅弁っぽくない」という理由から買わない人もいるかもしれないが……、実にもったいない。かなりウマイ。岸田メル先生は「品川から乗る時の駅弁はチキン弁当で大安定」ともコメントしており、実際に食べれば、その言葉の理由がわかる。

なんと2025年で60周年の「チキン弁当」

この「チキン弁当」だが、昭和39年発売のロングセラーで、なんと2025年で60周年とのこと。実は、かなり歴史ある駅弁。内容は鶏唐揚とトマト風味ライスがメインで、スモークチーズが添えられている。シンプルな具構成だがビジュアルは鮮やか。

味覚を訪れる「おいしさの根源」は衣のスパイスと旨味

食べた感想。これ、チキン弁当なので、鶏肉が主役だと思うかもしれないが、実は「鶏唐揚の衣が主役なんじゃあないか?」と強く感じた。もちろん鶏肉はウマイ。だがしかし、味覚を訪れる「おいしさの根源」は衣のスパイスと旨味なんじゃあないかと、そう思うのだ!!

衣のおいしさを引き立ててフォローする鶏肉エキス

食べるとギュンギュンあふれてくる「鶏唐揚の衣の力強いおいしさ」。鶏唐揚の鶏肉エキスは、あくまで衣のおいしさを引き立ててフォローする「不可欠な脇役」な感じ。

トマト由来の酸味がスッキリ感と爽やかさで鶏唐揚全体のレベルを底上げ

そんな濃密濃厚な衣を楽しみつつ、トマト風味ライスを食べれば、トマト由来の酸味がスッキリ感と爽やかさで鶏唐揚全体のレベルを底上げしてくれる。実にウマイ。ガッツリだが、胃にズッシリこないから不思議である。

ごちそうさまでした! 心の中でマスタードサンクスからの伏丼、そして会釈。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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