『ピクミン ブルーム』おつかい応援上映!? まとめて回収時につい眺めてしまう個体差レースの魅力を伝えたい【プレイログ#928】

位置情報ゲーム『ピクミン ブルーム』にはコンビニならペットボトルの蓋やお菓子、映画館ならポップコーンや3Dメガネなど、各スポットを象徴するものを身につける“デコピクミン”というものが存在する。
なかよし度が最大になると生まれ故郷に戻り、対象のアイテムを持ち帰る“おつかい”はいつだって待ち遠しい瞬間だ。
ほっておけないおつかいレース
プレイログ第928回目の今回は、そんな“おつかい”にまつわる筆者の密かなたのしみをみなさんに共有。
個体の特徴を垣間見ることができる貴重な瞬間をぜひたのしんでほしい。

名付けておつかい見守り隊
『ピクミン ブルーム』における“おつかい”にはキノコにチャレンジするほか、苗や果物を回収するといった複数の用途がある。
今回ピックアップするのは“ギフト”、つまりピクミンがデコるアイテムを持ち帰るプロセスについてだ。

筆者は各個体が苗を発見したスポットに戻るアクションこと“ギフト”を“里帰り”と呼んでいる。
生まれ故郷に帰るのだからきっとそれであっているだろう。
とくにまとめて里帰りに出すときは目が離せない。
例えば、直近だと新たに加わった4種類の“スタジアム”デコピクミンを帰したときがそうだ。


さすがは“おつかい”のエース、羽ピクミンは往復の速度が圧倒的だ。
それに食い下がるように駆けていく白ピクミンに対して、紫と岩ピクミンは息切れが聞こえてきそうなくらい遅い。
あっという間に里帰りを済ませギフトを抱えて飛んでくる羽ピクミンとすれ違う彼らの姿はじつに健気だ。

いっぽう、羽ピクミンに続いて軽快なダッシュを決めていた白ピクミンだけどギフトを抱えると速度が低下。
圧倒的な差をつけられていた紫ピクミンは、ギフトを回収するとパワフルな特性を活かして白ピクミンを追い抜いていく。


そのころ、序盤は紫ピクミンとほぼ同じ速度だった岩ピクミンはギフトを抱えて以降はペースダウン。
どんどん差が開いていき白ピクミンに追いつくことはできず約10分遅れでゴール。
それでも推しががんばる姿は最高のご褒美。
筆者にとってはむしろ一等賞だ。

ゲームの仕組み上、キレイに並んでよーいどんとはならないけど、まとめて育成して同じスポットに里帰りさせるときは応援上映のようについ見守ってしまう。
とくに在宅ワークが多い筆者にとっては気晴らしにピッタリ。
おつかい中の軽快なBGMはもちろん、ピクミンたちの掛け声も大きな励みになる。
“いまどのへんかな”
それくらいの感覚でぜひ、彼らの奮闘をたまには覗いてみてほしい。

P.N.深津庵
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