【東京都港区】子どもの探求を促すオルタナティブスクール「GIFT School」が9月以降の編入生を募集
オルタナティブスクールとして東京都内で運営するGIFT Schoolでは、創設以来、子どもたちが自ら問い、考え、学びを深めていく「概念型探究」を中心とした教育を実践している。
今年で移転から1年。新たな学び舎での時間を経て、子どもたち一人ひとりの探究の質は確実に深まりを見せている。そこで今回、2025年9月以降の編入生募集を開始した。
「なぜ?」から始まる概念型探究というアプローチ
GIFT Schoolのカリキュラムは、教科をまたいで「問い」を軸に進行する。たとえば「ゴミ」をテーマにする場合、処理方法を学ぶだけでなく、「循環」「責任」「持続可能性」といった抽象的な概念を通して社会との関わりを捉え直す。
これは、事実を覚える学びではなく、情報をつなげ、構造的に理解し、自分の言葉で意味づける思考訓練そのもの。公教育でも導入が進む「探究学習」を、GIFTではさらに一歩先へと発展させていく。
あそびと学びの接点で深い探究学習の土台をつくる
GIFT Schoolでは、3歳~15歳の異年齢の子どもたちが共に学び合う環境を整えている。なかでも幼児期は、「あそび」の中にある思考のきっかけを大切にしている。
水が氷になる、色が混ざる、音が響く――そんな日常の中にある発見を、「変化」「関係」「つながり」といった言葉と結びつけていくことで、子どもたちは自然と抽象的な理解の基盤を育んでいく。
楽しいだけで終わらないあそびが、のちの深い探究学習の土台をつくる。
また、定員30人の少人数制が特徴。基礎学力を個別ペースで進めながら、グループでの探究やプロジェクトには年齢を超えて取り組む。
日々の中で自然に行われる対話・発表・共有を通して、子どもたちは「他者と学ぶ力」と「自分で考える力」を育てていく。大人が一方的に教えるのではなく、共に考える関係性も学びの深さを支える大きな特徴だ。
内発的な動機を求める家庭のためのスクールに
GIFT Schoolが届けたいのは、不登校支援のための「代わりの場所」ではないという。
今、学校に通えている子どもたちの中にも「もっと調べたいのに、次の単元に進んでしまう」や「自分の言葉で考えたことを、もっと話したい」、「先生の言う『正解』じゃなくて、自分の意見を大事にしたい」といった声がある。
こうした「まだ表に出ていない違和感」に応えたいという思いで、GIFT Schoolは学びに内発的な動機を求める家庭のためのオルタナティブスクールでもありたいと考えている。
GIFT Schoolに興味がある人は、まずは公式サイトをチェックしてみよう。
■GIFT School
住所:東京都港区北青山2-7-25
公式サイト:https://gift-ed.org
(佐藤 ひより)
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