【連載コラム】遊津場の関西アーティスト週報vol.55「あっという間に安心するロックバンド・Hello Hello」
こんにちは。神戸在住の音楽キュレーター、遊津場(ゆつば)です。普段は邦ロック系インディーズアーティスト情報をSNS、メディア寄稿、自主イベント開催など、様々な手法で発信する活動をしています。
そして今回、OTOTOYで私のメインの活動地域である関西エリアで活躍する若手アーティストの様々なトピックを発信する機会をいただきました。 これを読めば、関西邦ロックシーンの最前線が分かります。どうぞ、ご贔屓に。
「あっという間に安心するロックバンド・Hello Hello」
奈良発3ピースロックバンド・
“ひとり一人に寄り添う音楽を”をコンセプトとしている彼らの音楽は公式プロフィールの通り、ヤナギ(Vo.Gt)の力強いハイトーンボイスと爽やかでキャッチーなメロディーが魅力です。過去にライヴレポートをさせていただいたこともあるのですが、彼らのライヴは情景の共有が非常に早くて驚いたのを今でも覚えており、一瞬で彼らの世界観に引き込みます。光を扱った曲も多いですが、まさに光速です。この浸透力を是非味わってほしいですね。
昨年は1月に2nd ALBUM、10月にもEPと精力的なリリースも行いましたが、そのどちらにも収録されていない6月にリリースされた「フレンド」が私はお気に入りです。多分大好きと言葉にするよりオーラでそれが溢れているのが分かります。ただこういう時の相手側からは何も感じ取れないのなんなんでしょうね。かまいたちのタイムスリップの漫才みたいに、後々振り返ったら絶対いけてたやつなんですが、残念ながらタイムスリップは起こらないので、後悔の中Hello Helloの曲を聴くしかないですね。非常にポップで明るいメロディーなのは、それはそれで良い学生時代の記憶として残っているからかもしれません。私はそうです(おっさんになったのかな…)。あとこの曲はそのアルバムとEPを繋ぐ役目もあるのかなと感じました。ライヴでは前半でやる定番曲になっている様子なので、ワンマンライヴでもきっと聴けるでしょう。
この春も東名阪だけでなく、福岡や香川の大型サーキットフェスにも出演し、かなり温まっているはずです。8月はどこよりも輝く一夜になります。
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