「好き×お金」で未来をつくる――40代から始める“起業×投資”のすすめ

「このままで大丈夫？」現代日本人の潜在的な不安

「このまま会社勤めを続けて、将来安心して暮らしていけるのだろうか？」

そんな不安がふと頭をよぎる瞬間、誰しもあるはずです。特に40代以降の方は、キャリアの折り返し地点を過ぎ、これからの働き方や老後の暮らしを真剣に考えるタイミングかもしれません。

その不安の正体は、日本社会の構造的な問題に深く根ざしています。少子高齢化が加速し、社会保険料は毎年のように引き上げられる一方、手取りは増えるどころか減る一方です。また、年金制度の不安定さも増しており、将来の給付水準低下は避けられない見通しとなっています。

こうした時代に、「ただ会社に勤めて働き続ける」という従来の生き方だけが、果たして本当に安全な選択と言えるのでしょうか？

不確実な時代を生き抜く「自分で作る複数の収入源」

収入源がひとつだけというのは大きなリスクです。企業の業績悪化、突然のリストラ、雇用制度の変化など、個人ではコントロールできない要因が私たちの生活を直撃する可能性が高まっているからです。

そこで注目したいのが「起業」と「投資」という二つの選択肢です。

趣味や好きなことを「小さな起業」に変える喜び

「起業」と聞くと、大きな資金や革新的なアイデアが必要だと思われがちですが、必ずしもそうではありません。あなたがこれまで培ってきた経験、趣味や関心事、人に教えられる知識やスキル—それらをベースにした”小さな起業”が可能です。

趣味や好きなことを仕事にする最大の利点は、毎日が楽しくなることです。好きなことなら長時間取り組んでも苦にならず、情熱を持って続けられます。また、あなたが心から楽しんでいることは、自然と周囲の人にも伝わり、共感を生み、喜びを分かち合うことができるのです。

「賢い投資」で老後の安心を手に入れる

一方、「投資」は将来の経済的不安、特に老後の生活への不安を解消する強力な手段です。年金だけに頼らず、自分自身で資産を育てることで、老後の生活の質を大きく向上させることができます。

長期投資の力は偉大です。少額からでも、複利効果により時間をかけて資産は着実に成長します。40代、50代からの投資でも、退職までの10〜20年間で相応の資産形成が可能です。重要なのは「今すぐ始める」ことなのです。

投資の知識が人生を変える力になる

“起業×投資”を実践している一人が、株式投資アカデミー KABU-ACA（カブアカ）代表・神谷拓さんです。

もともと神谷さんは、企業のマーケティング部門や営業職を渡り歩いてきた普通のサラリーマン。投資は趣味に近い感覚で行なっていました。

「起業18の新井さんに相談したときに、『好きなことを仕事にしてみましょう』とアドバイスをもらい、投資を教えてみようかな、と軽い気持ちでスタートしました。最初は不安でしたが、生徒さんたちから『決算書の読み方がわかるようになった』『株を選ぶのが楽しくなった』といった声をいただき、自分の知識が人の役に立つことにびっくりしました」

現在では既に100人を超える方々が神谷さんの講座を受講し、自分自身の将来に希望を見出し始めています。神谷さんの強みは、難解な投資知識をわかりやすく伝える能力と、一人ひとりに寄り添ったサポート体制にあります。専門的な金融用語を使わず、初心者でも理解できる説明が多くの支持を集めています。

「起業×投資」で未来を切り拓く

「起業×投資」という選択肢は、社会構造の変化に対応しながら、自分の人生を主体的に設計するための有効な手段です。

特にこの組み合わせが効果的なのは、「起業」で自分の強みや好きなことを活かして収入を得ながら、「投資」でその収入を長期的に増やし、経済的自由を確保できる点です。どちらか一方だけでなく、両輪で進めることで、より安定した未来への道が開けます。

あなたも始められる「起業×投資」の第一歩

これからの時代は、ただ働くだけでは将来への不安は拭えません。しかし、自分の「やりたいこと」を軸にした起業と、お金に働いてもらう投資を組み合わせることで、収入の柱を増やしながら、より自由で安心できる人生を手に入れることが可能になります。

神谷さんもこう語ります。「私も最初は、投資を教えるなんて恐れ多いと思っていました。でも実際にやってみたら、生徒さんの生活が変わり、社会的な意義のある活動だと実感できるようになったんです」

あなたもまずは小さな一歩から始めてみませんか？好きなことを仕事にすれば、毎日が楽しくなり、自然と長く続けられます。そして、あなたの情熱は周囲の人々に喜びをもたらすでしょう。

未来は不確実だからこそ、今日から自分の手で切り拓いていく—それが「起業×投資」の真髄なのです。

（インタビュー協力：株式投資アカデミー KABU-ACA(カブアカ) 神谷拓）