スマートサービスで快適な街づくりを! 東京都の「スマートシティ」作りの事例を「SusHi Tech Tokyo 2025」パブリックデーでPR

世界中からスタートアップ、投資家、大企業、都市、学生など、多様なプレイヤーが集まり交流する、アジア最大級のスタートアップカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2025」が5月8日から10日、東京ビッグサイトで開催。世界中の人々とともに未来を展望・実践する3日間となりました。

「未来の都市像についてオープンに議論する」、「スタートアップの成長につながるイノベーションの種を生み出す」、「都民や未来を担う若者等が未来の技術やスタートアップの情熱に触れる」という3つの特長を持つ「SusHi Tech Tokyo 2025」。613社〈434社〉のスタートアップ企業が出展しました。

東京都もこの「SusHi Tech Tokyo 2025」に出展。展示ブースでは、『スタートアップによるサービス実装の状況』をテーマに、持続可能なモビリティ、インクルーシブ、スマートシチズンなど、都民が身近にその利便性を実感できる分野にフォーカスし、機動力あるスタートアップによる先進サービスを紹介しました。

東京都は、デジタルの力で描く便利で快適な「スマート東京」を掲げ、「スマートシティ」として世界中の大都市のロールモデルとなることを目指しています。現在実装されているスマートサービスの一例としては、リアルタイムデータによる交通ルート案内、保護者向け託児ITソリューション、AI人材マッチングサービスなどがあります。

東京都デジタルサービス局 デジタルサービス推進部 スマートシティ戦略担当課長の福田さんは「スマートシティのエリアを広げていきたいと思う中で、どうしても実装に時間がかかるので、機動力と独創性があるスタートアップ企業の方と一緒にスマートサービスの導入を進めています」と説明。「都民の方々に便利で快適に使っていただきたいので、『こんな未来があったら良いな』と皆さんに実感していただく機会として、『SusHi Tech Tokyo 2025』に出展しています」と、スマートシティ作りを広く知ってもらう機会としてこの場を設けたそう。「特にパブリックデーには幅広い年齢の方に来ていただいて、非常に良い機会になりました。皆さんの関心がすごく高いのだなと感じたので、今後も積極的にPRをしていきたいです」と振り返ります。

特に注目なスマートサービスとしては、「ステージイベント発表を行ったのですが、赤ちゃんの鳴き声を分析して何の理由で泣いているのだろうと教えてくれるサービスは、今すぐ使っていただける便利なものとなっています」と紹介。

参照:赤ちゃんの泣いている理由がAIで推測できる「あわベビPro」の法人向け福利厚生サービスのリリースが決定~東京都「Be Smart Tokyo」におけるReGACY支援プロジェクト~
https://regacy-innovation.com/news/municipality/news-885/ [リンク]

東京都のスマートシティの詳しい取り組みについては、特設サイトをチェック。

https://www.smart-tokyo.metro.tokyo.lg.jp [リンク]

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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