石川県加賀市の各温泉街で、季節の移ろいを感じる「菖蒲湯まつり」開催!
石川県加賀市の「山代温泉街」「片山津温泉街」「山中温泉街」では、6月4日(水)・5日(木)に「菖蒲湯まつり」を開催する。
毎年初夏に開催されている「菖蒲湯まつり」
加賀市の各温泉街では、毎年初夏に「菖蒲湯まつり」が開かれている。湯けむりの中に菖蒲の香がほのかに広がり、色鮮やかな菖蒲が湯船に浮かび、訪れる人々に季節の移ろいを伝える。
昔ながらの風情が残る温泉街には、どこか懐かしい原風景が息づき、日常を離れたひとときが心を癒してくれるだろう。
各温泉街の「菖蒲湯まつり」をチェック
各温泉街の情報を紹介していこう。
加賀温泉郷の中でも盛んに「菖蒲湯まつり」が行われているのが「山代温泉」。平安時代後期の僧・明覚によって建てられた「薬王院温泉寺」は、中世の頃に加賀・越前地方における密教の中心道場だった。
その温泉寺に修験者が集まり、厄年にあたる若者の厄払いのために菖蒲を刈って、俵に詰め、無事息災を祈願したのがまつりの始まりだそう。菖蒲の詰まった俵を引きずり回して湯に投げ込み、その湯に浸かって邪気をはらったという勇壮な儀式は、現在でも「入湯式」の一場面として残っている。総湯は、6月5日(木)の朝から菖蒲が入る。
「片山津温泉」では、「菖蒲たたき」という行事が行われる。加賀片山津温泉の守護寺である愛染寺で祈祷された菖蒲の葉を町民に配り、その葉で人の肩を叩いたりすることで「福」を伝えるという。その後、各旅館・ホテルの大浴場や「片山津温泉 総湯」が菖蒲湯になる。総湯は、6月4日(水)のみ菖蒲が入る。
「山中温泉」の「菖蒲湯まつり」は中興の祖である長谷部信連を祀る神社のお祭りで、町民が温泉に感謝する行事。古くから毎年6月4日に開催されている。長谷部神社では、氏子や町民、旅館関係者などが集まり祈願祭が斎行され、「菊の湯」や各旅館の大浴場でも菖蒲湯に。総湯(菊の湯)は、6月4日(水)・5日(木)の両日に菖蒲が入る。
詳しい情報は、下記の「菖蒲湯まつり」詳細で確認を。
この機会に、石川県加賀市の各温泉街で開催される「菖蒲湯まつり」をチェックしてみては。
■菖蒲湯まつり
場所:石川県加賀市内「片山津温泉街」「山代温泉街」「山中温泉街」
詳細:https://www.tabimati.net/feature/detail_20.html
加賀温泉郷 詳細:https://www.tabimati.net
(ソルトピーチ)
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