【静岡県三島市】「みらいカレッジ三島キャンパス」が自立訓練に加え、就労移行支援と生活介護を開始！

未来への架け橋が運営する、静岡県三島市にある「みらいカレッジ三島キャンパス」は、既存の自立訓練(生活訓練)に加えて、就労移行支援および生活介護のサービスを5月1日(木)より新たに開始。

多機能型福祉事業所として、新たな一歩を踏み出した。

「みらいカレッジ三島キャンパス」の取り組み

「みらいカレッジ三島キャンパス」では、これまで自立訓練(生活訓練)を通じて、知的障がいや発達障がいのある人が自分らしく生きていくための「生きる力」を育んできた。

生活リズムやコミュニケーションの基礎を整え、安心して仲間とともに“青春の時間”を過ごし、学び合える環境を大切にしてきている。

今回新たに加わった就労移行支援と生活介護のサービスは、利用者の“学びの継続”と“その先の選択肢”を広げるための事業。利用者それぞれの特性やペースに寄り添いながら、“学び”のその先にある「働くこと」や「地域とのつながり」へと、一歩ずつ進む力を育むサポートをしていく。

就労移行支援事業では、「働きたい」「興味がある仕事に挑戦してみたい」といった想いに寄り添いながら、職場体験や企業見学、出向就労などの実践的なプログラムを通して、一人ひとりに合った“働き方”を一緒に探していく。希望や特性に応じたステップで、就職に向けたサポートを行う。

生活介護事業では、重度の知的障がいや自閉症のある人を対象に、ABA(応用行動分析)やTEACCH(*1)、PECS(*2)などの専門的手法を用いながら、個別性を大切にした支援を提供。学び・地域参加・生産活動などを通じて、安心して日々を過ごし、成長できる環境を整えている。

「みらいカレッジ三島キャンパス」の管理者/サービス管理責任者の中村芙美子さんは、「みらいカレッジ三島キャンパスでは、いつも笑顔があふれる温かい空間づくりを大切にしています。

地域との交流や多彩な体験を通じて、『こうしたい』『こうなりたい』という自分の気持ちがはっきり見え、自らの道を選ぶ力を育ててまいります。

ゆっくりと時間をかけて生きる力を育みたい方、将来社会で活躍したい方、仲間と笑顔で過ごす喜びを感じたい方を心よりお待ちしております。(一部抜粋)」とコメントしている。

「みらいカレッジ」が大切にしているのは、「働くこと」だけをゴールにしない支援だ。「学びを深めたい」「もっと青春を楽しみたい」「社会に貢献したい」「地域で安心して暮らしたい」といった多様な願いに応えるため、「学び×働く×つながる」を軸に一人ひとりが描く未来を共に実現する支援を目指している。

今後も、特別支援学校、相談支援事業所、地域企業などと連携を深めながら、誰もが笑顔で暮らせるインクルーシブな社会の実現を目指していくという。

知的障がいや発達障がいのある人の特別支援学校卒業後も、「学びを続けたい」「自分のペースで成長したい」と願う気持ちに応える、「みらいカレッジ三島キャンパス」の活動に注目してみては。

■みらいカレッジ三島キャンパス
所在地：静岡県三島市寿町2-16 あなたのビル2F
HP：https://mirai-kakehashi.com/campus-mishima

*1 自閉症及び、それに準ずるコミュニケーション課題を抱える子ども向けのケアと教育
*2 絵カード交換式コミュニケーションシステム

(Higuchi)

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