【オフィシャルレポ】〈NAONのYAON 2025〉豪華コラボが実現、19年ぶり再結成のイカ天バンドも登場

【オフィシャルレポ】〈NAONのYAON 2025〉豪華コラボが実現、19年ぶり再結成のイカ天バンドも登場

SHOW-YAプロデュースによるイベント〈NAONのYAON 2025〉が2025年4月29日(火・祝)日比谷野外大音楽堂で開催された。

今年で19回目を迎える〈NAONのYAON〉は、都市型音楽フェスのパイオニアであり、ジャンルや世代を超えたコラボも毎年話題となる女性アーティストたちの祭典。

オープニングアクトのパフォーマンス後、ステージに寺田恵子が登場。MCでは1988年に第一回目が開催されたこと、SHOW-YAが今年40周年を迎え100本ライブをやってることも紹介、NAONのYAON恒例のタイムキーパー神取忍&井上貴子(女子プロレスラー)らと共にゴンゴを鳴らしたカウントダウンから本編がスタート。

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圧倒的な音圧と華麗なステージングに磨きがかるNEMOPHILAがトップバッターを務め、続くのはボーカルALICEを中心に年間200本のライブを敢行するガールズバンドRisky Melody、ハイトーン・ボーカルとパワフルな演奏が売りのハーモニック・メタルバンドHAGANEとガールズバンド3組が勢いよく会場にエナジーを注入。寺田恵子を中心に若手ディーバ達が鎬を削るPRINCESS PRINCESSメドレーへと雪崩れ込む。さらに1990年代にイカ天バンドとして名を馳せたNORMA JEANがシークレットゲストで登場。ヒット曲「GET A CHANCE」を引っ提げ、19年ぶりの再結成に会場が大きく沸く。前半の目玉は寺田恵子 (SHOW-YA)・杏子中村あゆみ相川七瀬で結成されたBOMBER GIRLS。お約束の「BOMBER GIRL/近藤房之助&織田哲郎」から 昭和のヒット曲「ロックンロールウィドウ/山口百恵」「飾りじゃないのよ涙は/中森明菜」「六本木心中/アン・ルイス」を贅沢且つゴージャスに共演。昭和の日にふさわしい豪華コラボに会場を埋め尽くした3000人のオーディエンスも大いに盛り上がり、歓声の渦がヒートアップし瞬く間に前半戦が終了。

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後半戦は、シークレットゲストからスタート。“芸能人格付けチェック”の聴き比べで対決した子供たちバンドが登場。寺田恵子と「限界LOVERS」のショートバージョンをパフォーマンス。NAONのYAON開催が一区切りということもありレジェンドボーカリスト達がステージ上へ。昨年に続いての出演となる八神純子はますます磨きがかかる表現力と傑出した歌唱力で「パープルタウン」、「思い出は美しすぎて」、「みずいろの雨」とテッパンの3曲を熱唱。二番手はパワフルでエモーショナルな実力派シンガー小柳ゆき。「be alive」、「あなたのキスを数えましょう」、「愛情」と高らかに歌い上げ会場の空気感を一気に熱色に変える。続いて相川七瀬が登場し「Sweet Emotion」、「Blue Star」feat.ALICE(Risky Melody)、「夢見る少女じゃいられない」を披露。オーディエンスを刺激的に魅了し、会場のボルテージ全開でリレー。受け取るのは中村あゆみ。「翼の折れたエンジェル」を挨拶がわりに激唱。「BROTHER」ではアンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)と男気溢れる激アツコラボから「HOWEVER/GLAY」へ。ディーバ達の宴の最後を飾るのはは艶のあるハスキーボイスで独自の世界観を歌う杏子。「第ゼロ感/10-FEET」のあと寺田恵子とのツインボーカルで「目を閉じておいでよ」、「負けるもんか」と軽やかで魅惑的なステップとともに連続披露。

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そしてSHOW-YAの登場で本編はフィナーレへと一気に加速。リフこそROCKとばかりにsun-go(Gt)のギターが炸裂、バンドに安定とグルーヴをもたらすsato(Ba)のベース、インナーマッスルが24インチの2バスを情熱的に心地よくヒットさせるmittan(Dr)のドラム、コーラスの高音が寺田の声にマッチしバンドに彩を添えるcaptain(key)、マイクパフォーマンスはもちろんエネルギッシュさが年々輝きを増す寺田(Vo)!垣間見るその強靭な意志には感服しかない。TV企画のカバーシリーズからSHOW-YA的アレンジを施した「ストリッパー/沢田研二」そして「私は嵐」feat.凪希(HAGANE)&mayu(NEMOPHILA)、「限界LOVERS」含め計5曲を披露。ギターとベース回しのパフォーマンスはいまだ健在、縦横無尽にステージ狭ましとポジションチェンジし、オーディエンスを煽り一体となった波を創り上げた。

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アンコールは25組41名の出演者全員がステージで「Rock Love」を大合唱。会場も一体化し盛り上がりの絶頂を迎えた。薔薇で装飾されたステージ、熱い女たちのバトルは全てが150キロの直球勝負。百花繚乱の音楽の宴は派手で華やかに美しく幕を閉じた。20回目を迎えるNAONのYAON2026は場所を横浜BUNTAIに移し開催される。

尚、NAONのYAON2025の模様は6月22日(日)18:00〜配信されることが決定している。

・SHOW-YAオフィシャル・ウェブサイト
https://show-ya.jp/

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