京都・西陣の「ここきよ」が、カラフルな色漆で作る、漆塗りワークショップを提供！

京都発の日用品ブランド「COCOO(コクー)」は、京都・西陣の老舗漆屋「佐藤喜代松商店」の敷地内に今春オープンした拠点「ここきよ」にて、子どもも大人も夢中になれる“色漆(いろうるし)で遊ぶ”新感覚の体験を5月17日(土)より提供開始する。

自分だけの漆カップを作る

今回スタートするのは、京都・西陣の“色漆”をたっぷり使って楽しむ、新感覚の工藝ワークショップ。カラフルな色漆の中から好きな色を選び、自分だけの漆カップを自由に塗って仕上げていく。

体験中は職人との対話や工房の空気を感じながら、漆のおもしろさや、ものづくりの魅力をじっくりと味わうことができる。「漆といえば黒と赤」というこれまでのイメージをくつがえす、色とりどりの“色漆”との出会い。ものづくりが初めての人や子どもでも気軽に楽しめる内容で、その日のうちに完成し、そのまま持ち帰れることができる点も、漆をぐっと身近に感じられるポイントだ。

カップ製作後は、京都の“伝統と革新”にふれる、漆工房見学ツアーに参加することができる。参加費用は、1名18,700円(税込)を予定。2個以上製作の場合は 1個あたり＋5,500円(税込)。

COCOO初の実店舗が誕生！

5月17日(土)の体験ローンチに合わせて、COCOO初の直営店舗「COCOO Shop ＆ Gallery」が新たにオープンする。拠点内に併設されたこの店舗では、作り手であるスタッフとの対話を通じて、定番のプロダクトはもちろん、ここでしか出会えない漆のうつわや一点もののアートピースをみることができる。

オープンを記念して、5月17日(土)～6月28日(土)の期間、オープニングセールも実施。詳細は、COCOO公式WEBサイトおよびInstagramにて随時告知する。

「伝統と革新が響きあう場」を目指す

体験・創造・発信の拠点「ここきよ」は、創業100年を超える老舗漆屋・佐藤喜代松商店と、“漆が日常にある暮らし”を提案するCOCOOが共に立ち上げた、新たな漆文化の発信拠点だ。

伝統と科学的アプローチを融合し続ける佐藤喜代松商店と、人と技術が心地よく交わるライフスタイルを提案するCOCOO。その両者の想いが重なり、漆を通じて“何かおもしろい”が生まれる場所として「ここきよ」は誕生した。

施設内には、企画開発室・体験スタジオ・製造工場を併設。プロの職人からビギナー、異業種・異世代・異文化の人々まで、誰もが漆をテーマに自由に交流し合える「伝統と革新が響きあう場」を目指す。

⻑く愛されるものづくりを続ける

COCOOは「小さく豊かに暮らす。」を哲学に、心地よさを探究する京都発の日用品ブランド。快適さと温もりあるものたちに囲まれた、華美でなくとも豊かな世界の在り方を、漆を通じてカタチにしている。

6月23日(月)〜29日(日)には、大阪・関西万博に出展。関西パビリオン京都ゾーンにて、先端技術としての可能性を秘めた漆の技術を、世界に向けて発信する。

今後も「漆(うるし)」という日本の伝統素材を軸に、世代や国籍を超えて、ワクワクとつくる愉しさを多くの人と分かち合いながら、⻑く愛されるものづくりを続けていく。

子どもも大人も夢中になれる！この機会に、“漆遊び”を体験してみては。

■COCOO Shop ＆ Gallery
所在地：京都府京都市北区平野宮西町105 佐藤喜代松商店 建屋西側 2F
営業時間：土曜11:00〜17:00、月〜金(予約制)11:00〜17:00 ※今後、営業日は段階的に拡大予定
定休日：日曜日
店舗の詳細・予約：https://co-coo.jp/labo

COCOO：https://co-coo.jp

(江崎貴子)

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