「最高の今を積み重ねれば最高の未来がくる」―小玉歩さんに聞く、自由になるための“人づきあい術”(後編)

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「最高の今を積み重ねれば最高の未来がくる」―小玉歩さんに聞く、自由になるための“人づきあい術”(後編)
 ビジネスの成功者が成功するためのポイントとしてよく挙げる「人脈」。その「人脈」を求めて、異業種交流会やパーティーなどに参加したり、気の乗らない飲み会にも顔出したりするなどしている人もいるはずです。そして、今ではソーシャルメディア上でも「人づきあい」が生まれ、少し疲れを感じている方は多いのではないでしょうか。

 しかし、サラリーマンの副業で1億円を稼ぎ出し、現在までに3年で7億円稼いだという小玉歩さんは新刊『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』(小玉歩/著・幻冬舎/刊)で、「自由」と「お金」と「本当に大事な仲間」を手にするために、雑多な人づきあいを「切る」ことを推奨しています。
 そこには小玉さんがサラリーマン時代から実践している、徹底的な人づきあい術がありました。
 今回は小玉さんに、人づきあい術について詳しくお話をうかがってきました。今回は後編。今、小玉さんがワクワクしていることとは!?
(新刊JP編集部)

■以前はバンドでメジャー契約!でも全く売れず…

―本書のタイトル『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』は前著に引けを取らない奇抜なタイトルだと思いますが、タイトル付けのこだわりを教えて下さい。

「こだわりというよりかは、一人でも多くの人に読んで欲しいという想いがあるので、まず、タイトルで目を惹き付けるということを考えました。僕はまだまだ無名著者なので、そういう風にやるしか注目されないんですよ(笑)。で、手にとってもらって、読んでもらう。そうしたらもっと読みたいと思わせる自信はあります」

―聞きたいことがあるのですが、この本にサラリーマン活動をしながらロックバンドを組んで、メジャーデビューもされたと書かれていましたが…。

「そうなんですよ。本当です」

―この二足のわらじは大変だったんじゃないですか?

「そうでもないですね。だって、17時30分に会社をあがれば、19時から21時まで2時間練習できますし、ライブは土日とか、あとは有給ですね。そのときは、みんな、土日何をして過ごしているんだろうと思っていました。
でも、メジャーデビューをしても全く売れなかったので(苦笑)。自分の中では無に等しいです。世の中になんの足跡も残せなかったですから」

―本書の後半では、「思ったことをやるのが人生の極意」ですとか「好きな人とだけつきあっていい」など、非常に刹那的とも思えるような項目が目次にならんでいますが、これも今、よく言われている「目標を定めて…」という考え方とは逆のような気もします。

「これは自論ですが、遠くにミッションを掲げるのではなく、まず目先の未来を良くしていくことが大事だと思います。常に最高の自分を保ちながら、今を積み重ねれば最高の未来が待ち受けているんですよ。目先の最高を求めて全力で生きていくことが、最高の自分になることにつながっていくと、今はそう思っています」

―本書では結構極端なことも言っていらっしゃるので、批判や反論が来るかも知れません。前著でもそうした声は多かったと思いますが、どのように受け止めていらっしゃいますか?

「2つありまして、1つはちゃんと読んでくれて、最後まで考え方が合わなかった、それはごめんなさい、と。考えが違う人は必ずいますから、それはしょうがないです。
もう1つは、とても浅い反論を書いてくる人です。本当にちゃんと読んだ上で批判しているのか? と思うものですね。大きく分けるとその2つです」

―無駄な人づきあいや仕事の量をなくして、時間を有効に使おうということが本書のテーマだと思いますが、今、小玉さんがワクワクすることって何ですか?

「そうですね、新しいことかな。仕事なんですけど、最近、ある美容室さんのインターネットの集客をお手伝いしているのですが、パソコンがいいのか、スマートフォンがいいのか、どうすれば予約率が高くなるのか、など正解を出すまでにいろいろ試行錯誤するんです。
サイトの見せ方や、言葉のチョイス一つで売上が全く変わったりしますからね。そういう正解を探しているときはワクワクしますよ。パズルみたいです」

―では、『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』をどんな人に読んで欲しいですか?

「人づきあいにストレスを感じている人は読んで欲しいです。『そんなに気にしなくてもいいんだ』と思ってもらえると嬉しいですね。あとは、なんとなくもやもやした毎日をおくっていたり、面白いことないかなと思っている人にも薦めたいです」

―本書で言っている通り、自分本位で動くことは大切だと思います。

「人間関係を切るための19のリストを最初に書いていますが、この中から一つでもできることに気づいて、人生を豊かにしてもらえれば嬉しいです。考え方を変えるきっかけになってもらえたらありがたいですね」

―では、最後にこのインタビューの読者の皆さまにメッセージをお願いできますか?

「この本にもまた、レビューサイトで☆1個がつくと思うのですが(苦笑)僕はそれでも嬉しいです。反応がないよりは、あったほうが良いと思っていて、それは以前バンドでメジャーデビューをしてCDをリリースしたとき、本当に何も反応がなかったのが悔しくて仕方なかったんです。だから、☆1個でも、読んでいただけたことが嬉しいですし、この本を読んで感情が動いてくれたということですからね。
それで、読んでいただいて、どこか一つでも本の中から気づきを見つけてもらえれば嬉しいです。なんとなく過ぎていく毎日から抜け出すヒントが必ずあるはずですから」

(了)



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