【大阪・関西万博グルメ】大阪万博で唯一の個人店「とんかつ 乃ぐち」でとんかつコース料理を食べてみた

大阪・関西万博には、複数の飲食店がパビリオンやレストランとして出店しています。たとえば、回転寿司の「くら寿司」「スシロー」、ソフトクリームの「日世」、たこ焼きの「くくる」、コンビニの「セブンイレブン」や「ファミリーマート」など、多様です。

大阪・関西万博唯一の個人店「とんかつ 乃ぐち」

そんな大阪・関西万博に、唯一の個人店が出店しています。それは、とんかつの人気店「とんかつ 乃ぐち」(大阪府大阪市此花区夢洲中 未来食堂E-102)。アパートでとんかつ屋をオープンし、絶大な支持を得ていた「とんかつ 乃ぐち」ですが、今回の大阪・関西万博への出店を機に閉店。大阪・関西万博に一気入魂し、営業をスタートするようです。

大阪・関西万博「とんかつ 乃ぐち」に行って食べてみた

大阪・関西万博で唯一の個人店のとんかつ、食べてみたい！ そもそも人気の「とんかつ 乃ぐち」のとんかつ、食べてみたい！ ということで、実際に大阪・関西万博の「とんかつ 乃ぐち」に行って食べてみました。

基本的に事前予約が必要

本来は、基本的に事前予約が必要ですが、この日は開催前だったので、飛び入りで食べることができました。店主さんも店員さんも優しい接客で出迎えてくれました。やっぱり、居心地の良さって人柄からも出ますよね。

大阪万博のとんかつ屋「乃ぐち」でおまかせとんかつを食べます

フードメニューは「乃ぐちのおまかせとんかつ」のみ。価格は6800円です。とんかつに使用する豚肉は日によって変わるとのこと。今回は「本日の銘柄」として、林SPFのヒレ、TOKYO Xのロース、ゴテンバポークのリブロースがメインのとんかつとして食べられるようです。

そこに前菜3種盛り、赤味噌の豚汁、白ごはんがセットになっていて、シメに醤油カツ丼かカツカレーのどちらかが食べられます。筆者はカツカレーを選択しました。

＜乃ぐちのおまかせとんかつ / 6800円＞
林SPFのヒレ 2貫
TOKYO Xのロース 2貫
ゴテンバポークのリブロース 2貫
前菜
赤味噌の豚汁
白ごはん
醤油カツ丼 or カツカレー
※2025年4月9日当時のメニュー / 日により変更の可能性あり

前菜3種がテーブルにやってきました。タマネギが、シャクシャクシャリシャリ、心地良い食感でGOODです。おいしい。ビールを飲みたくなります。前菜が「ビールを飲め」と言っている気がします。

たくさん食べても飽きない良いカツサンド

カツサンドも食べましたよ。極厚の豚肉、そしてカリッとクリスピーに仕上げられたパン。食べていて笑顔になれるカツサンドです。

味の濃さも控えめで、たくさん食べても飽きない良いものだと感じました。これはいいものだ。

とんかつは、2貫ずつやってきました。揚げたてサクサクなのはもちろんのこと、食べると溢れる濃い旨味がステキです。

良い豚肉をよりおいしく仕上げている

とんかつ屋に行くと、妻子をの1～2口はソースも塩も使用せずに食べます。豚肉と衣の旨味だけでどれくらいおいしさが楽しめるか知りたいから。なので今回は最初の1口はプレーンな状態で食べたのですが、じゅうぶん、うんまいッ!! 良い豚肉をよりおいしく仕上げている感じがしました。

とんかつのあとはカツカレーでシメる

シメのカツカレー。これもまた美味。筆者は添えられている唐辛子をとんかつにダイレクトにかけて食べたのですが、それが大正解。

とんかつの旨味が塩味ではなく辛味で際立つので、カレーのスパイスを感じつつ、とんかつの旨味を過剰な塩味に邪魔されず楽しめました。うンまい!!

ちなみに、テイクアウト用のカツサンドもありますよ。これをテイクアウトして自宅で食べても良いのですが、チェコパビリオンでビールを買って野外で飲めば、ちょっとした贅沢な立ち飲みや座り飲みが可能かも。

ゆったりと食事ができる「グルメ休憩としても良い空間」

大阪・関西万博は、日本だけでなく海外からもたくさんの人たちが来ると思うのです。そう考えると、会場が混雑するのは避けられない気がするのですが、そういうときにマッタリとゆっくり過ごせる場所があると嬉しい。

「とんかつ 乃ぐち」はコース料理ですし、予約が取れるのであれば、ゆったりと食事ができる「グルメ休憩としても良い空間」だなと思いました。けっこう一人一人のスペースも広いような気がしましたし。ごちそうさまでした!!

大阪万博で唯一の個人店のとんかつ屋「乃ぐち」でとんかつを食べたよ。カツサンド、トンカツ、カツカレー、とことんトンカツだった！ ここのトンカツ、ビールが飲みたくなるキャパいやつ！ ビール飲めばよかったあああああ！ シメのカツカレーはカツ丼にもできる。ごちそうさまでした pic.twitter.com/c5o5YtACCj— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) April 12, 2025

(執筆者: クドウ秘境メシ)