【神奈川県横須賀市】未来へつなぐ森づくり「第28回 湘南国際村めぐりの森植樹祭」参加者募集中


森づくりや緑化活動を行う団体・Silva(シルワ)は、5月11日(日)に、「第28回 湘南国際村めぐりの森植樹祭」を神奈川県横須賀市の「湘南国際村めぐりの森」にて開催する。それに向け、4月1日(火)~5月2日(金)の期間、参加者を募集している。

4,000本の苗木を植えて土地本来の森を再生

第27回 湘南国際村めぐりの森Miyawaki Forest育樹祭の様子

「湘南国際村めぐりの森植樹祭」は、持続可能な森林再生を目指し、都市近郊に豊かな森を育む取り組みとして、2009年から継続している植樹活動の一環。

今回の植樹祭では、土地本来の森を再生させるため、地域に古くから生殖する樹種を成長させる「混植・密植方式」を用いて、4,000本の苗木を植える予定だ。気候変動や自然破壊が進むなか、環境保全の大切さを実感できる機会となる。未来へつながる森づくりを体験できるイベントで、募集人数の制限はなく、誰でも無料で参加可能だ。

当日は、9:30に受付を開始し、10:15~13:30に植樹、作業終了次第班ごとに自主解散する。イベントは雨天決行。参加は完全予約制となっており、幼児から高校生までは保護者同伴で参加のこと。イベントの詳細や参加申し込みについては、シルワ公式サイトのイベント紹介ページ(新着情報)にてチェックしてみて。

植生復元のプロフェッショナル団体

シルワは、「次の世代に続く、持続可能な緑の復元」という理念のもと、土地本来の植物による森づくりや緑化活動を行う非営利型法人。多くの専門家と協力し、樹木・土壌など多角的なアプローチから研究・改善を行うなど、植生復元のプロフェッショナルとして活動している。

シルワでは、50年前から横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏が実践し、国内外で認められた森づくりの方式を継承・発展させてきた。従来のマウンド造成ではなく、土壌の生態系を半年から1年という短期間で回復させ、既存の景観を改ざんせず、植樹用のマウンドとして整える「生態系機能回復式植生復元」を展開している。その土地に合った植物をベースにした森づくりには科学的な処方箋が必要であり、シルワはそれに答えられる組織として、様々な環境貢献を手がけている。

湘南国際村めぐりの森について

神奈川県有地である「湘南国際村めぐりの森」では、森づくりにつながる様々な活動を市民、企業、行政が協働で行っており、2024年10月には、環境省が推進する「自然共生サイト」として認定された(※)。自然共生サイトは、2030年までに陸域と海域の30%以上の保全を目指す「30by30」の目標達成のための取り組みで、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する。認定区域は、保護地域との重複を除き、「OECM」として国際データベースに登録される。

この認定により「湘南国際村めぐりの森」は、2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)にて採択された2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」およびSDGs目標貢献としても国際的な環境保護エリアとして、国際データベースに登録されている。

第27回 補植の風景

シルワでは、協働参加型めぐりの森づくり推進会議「混植・密植方式植樹推進グループ」として、持続可能な森林再生を目指し、2009年より「湘南国際村めぐりの森」にて植樹活動を継続している。

「第28回 湘南国際村めぐりの森植樹祭」に参加して、未来へつながる森づくりを体験してみては。

シルワ公式サイト:https://www.silva.or.jp

※詳細:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y2w/mori/oecm_megurinomori.html

(山本えり)

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