人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の世界観を楽しめる「こち亀記念館」が3月22日、東京・亀有にオープンした。記念館は5階建てビルで、亀有駅から徒歩3分。劇中で描かれる派出所の上に、主人公のハチャメチャ警官・両津勘吉が自分の記念館を勝手に建てたという設定。逃げる両津を上司の大原部長が追いかけるという構成で、作品世界を再現したセットや原画、クイズのほか、亀有の観光名所の展示などを楽しめる。※チケットは事前予約制
【公式HPはこちら】
https://kochikame-kinenkan-official.jp/
そんなこち亀記念館オープンを記念し、こち亀フリークの筆者が、皆さんにぜひ読んでいただきたいオススメエピソードを紹介したいと思う。
バッカス両津!の巻(74巻)
春の花見シーズン、場所取りが商売に生かせると考えた両さんは場所取り代行の仕事を始めた。お酒が入りテンションも上がる両さんは、宴会芸として様々な席に呼ばれタダ酒やチップのおこぼれを徴収するのであった……。
両津家130年の味⁉の巻(81巻)
母から実家の台所の床に穴が開いてしまったので修理してほしいと言われた両さん。そこでなんと江戸時代に保管された壺を発見する。小判が入っているかもしれないと、家族で壺の中身を確認するも……出てきたのは100年以上昔の梅干しだった!
トラブルミレニアム‼の巻(119巻)
1999年12月31日、西暦2000年を目前に控えて両さん一人で夜勤勤務を命じられた。散々暴れた両さんだったが、結局ひとりで夜勤をすることに。仕返しとして両さんは爆竜大佐にお願いをして1月1日に派出所をミサイルで爆破するように依頼。そんな両さんの元に……。
スーパー幹事⁉中川‼の巻(145巻)
派出所の秋の旅行の幹事は中川に任せることに。いつも両さんのやっている貧乏旅行をして庶民感覚を鍛える目的で、8人で交通費、宿泊費、食費を含めて全部で旅費は4万円、温泉付き旅館で刺身の盛り合わせをつけるという条件。厳しい条件の中で中川は無茶苦茶なプランを立てる。
※同じ145巻に収録されているパート2もハチャメチャで面白いのでオススメだ!
今日は私のバースデイの巻(193巻)
3月3日の両さんの誕生日に向けて、中川が大がかりなパーティーの準備をする。中川はなんと3年前から準備を始め、豪華ゲストや超高級料理など、300億円の経費をかけた誕生日会を開催しようとしていた。しかし前日に大阪での結婚式に出席した両さんは、新幹線を間違えてしまい……。
こち亀を読み返したあとは、亀有・こち亀記念館に行って両さんたちに会いに行こう!!!
(Written by 大井川鉄朗)