仕事から帰宅した夫が連れて来たのはまさかの不倫相手!呆れた言い分を展開する旦那の末路は
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避ける為に一部フィクションや編集を入れております。
これは、地方都市に住む40代女性のNさんから投稿されたエピソードです。
今回は、私が経験した衝撃の浮気エピソード…についてお話します。
3話完結なので驚愕のお話を楽しんでくださいね!
夫の浮気に気づいたとき、多くの人はLINEのやり取りや、態度の変化、帰宅時間の遅れなどから疑いを持つかもしれません。
しかし、私の場合は違いました。
夫が堂々と浮気相手を連れて帰ってきたのです。
そんな状況、誰が想像できるでしょうか?
一瞬、自分が何かのドッキリにでもかけられているのかと思いました。
けれど、それは現実でした。
突然の帰宅、知らない女と並ぶ夫

その日は、いつもと変わらない日常のはずでした。
私は子どもを寝かしつけ、夫の帰宅を待ちながら夕飯の準備をしていました。
夫は普段19時頃には帰宅するため、その時間に合わせて食事の支度を整えていたのです。
時計を見ると、19時を少し過ぎた頃でした。
玄関のドアが開き、夫の声が聞こえてきます。
その瞬間、私は違和感を覚えました。
夫の後ろから、聞き慣れない女性の笑い声がしたのです。
普通なら会社の同僚を家に招くこともあるかもしれませんが、事前に何も聞いていませんでした。
玄関に向かうと、そこには夫と見知らぬ若い女性が並んで立っていました。
彼女は夫の腕を軽く組み、親しげな雰囲気を醸し出していました。
一瞬、目を疑いました。
この光景が信じられず、頭の中で状況を整理しようとしましたが、どう考えてもおかしい。
そして、夫は何の罪悪感もなく、「紹介するよ」と、私に向かって女性を紹介し始めました。
彼の口から出たのは、「彼女と一緒に生きていくことにした」という言葉でした。
目の前で、夫は堂々と浮気を認めたのです。
開き直る夫の言い分・・・。

夫は、最初から悪びれる様子はありませんでした。
むしろ、私に対して「もう隠すのも面倒だから、話したほうが早いと思った」という態度でした。
彼は、私との関係を完全に終わらせたいのかと思いきや、「家庭は大事にしたいし、彼女も大事にしたい」という理解不能な発言を続けました。
つまり、私には妻として家庭を守ってほしいが、浮気相手との関係も続けたいという、自分本位な考えだったのです。
一方、浮気相手の女性も、私に対して特に申し訳なさそうな態度を見せることはありませんでした。
むしろ、余裕を持った様子で、「本気の恋愛だから理解してほしい」と主張してきたのです。
あまりにも現実離れした会話に、私は怒りを通り越して呆れてしまいました。
まるで自分がドラマの中にいるかのような錯覚を覚えましたが、これは間違いなく現実でした。
私は、夫の話をすべて聞き終えた後、静かに決断しました。
「この家を出るしかない。」
私の決断:離婚への第一歩

夫の浮気を知った以上、私はこのまま一緒に暮らすことはできません。
特に、彼の言い分は開き直ったものであり、反省する気もない。
「俺は器が大きいから>どっちも愛せる」という考えを持つ男と、これ以上生活を共にすることは無理でした。
私は、その場でスマホを取り出し、弁護士の連絡先を検索しました。
夫は、私の行動に驚いた様子でしたが、それでも楽観的な態度を崩しませんでした。
私は彼に向かって、「離婚届を用意しておいて」とだけ伝えました。
この時点で、私はもう夫に未練もなければ、修復の可能性も考えていませんでした。
浮気は本気?離婚はイヤ?都合よすぎる夫の言い分

翌朝、私は弁護士事務所のホームページを見ながら、淡々と朝食を作っていました。
前夜のことは夢ではない。しっかりと現実だと、頭では理解できているのに、どこか心はふわふわしていて。だけど、「もう迷わない」と心に決めた私は、感情に流されないよう自分を保っていました。
すると、キッチンにやってきた夫がぽつりと口を開きました。
「昨日の話さ、本気で言ったの?」
私はフライパンを置いて、ゆっくりと夫の方を見ました。
「離婚届のこと?もちろん、本気よ」
夫は明らかに焦った表情を浮かべ、「いや…その…なんていうか…」と、口ごもり始めたのです。
あれだけ堂々と浮気相手を連れて帰ってきて、「彼女と一緒に生きていく」なんて言っていた男がですよ?
まさかの動揺。まさかの後悔?
私は驚くというより、むしろ呆れてしまって。
「何?今さら怖くなったの?それとも、彼女に捨てられた?」
すると夫は、「違う!彼女は本気だって言ってるし、俺も気持ちはある。でも…離婚はやっぱりやめようって思って」と、支離滅裂なことを言い始めました。
どうやら、浮気相手は浮気相手で、“奥さんが本当に離婚するとは思ってなかった”らしく、急に不安になってきたとのこと。
「離婚したら、奥さんから慰謝料請求されるの?」と聞かれて、急に現実が怖くなったんでしょうね。
案の定、手のひら返しが始まりました。
弁護士との作戦開始
私は、早速弁護士に相談を依頼。
相談時に提示したのは、浮気相手の写真、LINEのやりとり、そして“連れて帰宅した”という事実。
これだけで充分すぎるほどの証拠でした。
弁護士は冷静に言いました。
「これは慰謝料請求、確実に通ります。しかもかなり有利です」
私は淡々と、作戦を進めることにしました。
まず、浮気相手に内容証明郵便を送ることに。
そこにはしっかりと、
「不貞行為の証拠があるため、慰謝料請求を行います」
と明記しました。
そして、その文書の控えを、あえて夫の前で読み上げました。
私が放った“一撃”

「〇月〇日、あなたは女性を伴い自宅に帰宅した。これは第三者の証言と録音にもとづく証拠として…」
読み上げる私の声に、夫はみるみる青ざめていきました。
「ちょ、ちょっと待ってよ!本当にやるの? 冗談じゃなかったの?」
その瞬間、私は心の中で「よし」と小さくガッツポーズ。
「冗談で浮気相手連れて帰ってくる人いる?」とだけ返しました。
夫と彼女の“現実”が動き出す

その日以降、夫と浮気相手は目に見えて焦り始めました。
彼女の方は一切連絡を寄越さなくなり、夫は日に日に覇気を失っていきます。
夫は「やっぱり家庭が大事だ」「一時の気の迷いだった」と懇願してきましたが、私の心はもう完全に決まっていました。
「じゃあ何で彼女の腕を組んで堂々と帰ってきたの?」
「私にどうしてほしかったの?」
その問いに、夫は何も答えられず、うつむいたままでした。
慰謝料は?離婚は成立した?そして私の新しい人生

浮気の証拠とともに、弁護士を通じて浮気相手へ内容証明を送付。
そのわずか数日後、彼女は音信不通になりました。
SNSは削除、電話も繋がらず、夫は「連絡が取れない…どういうこと?」と混乱し始めました。
「本気って言ってたのは、彼女の方だったのに…」そううなだれる夫に、私は静かに言いました。
「浮気って、そういうもんでしょ。都合が悪くなれば逃げるの」
慰謝料は?離婚は成立した?
私は離婚の意思を貫き、ついに正式に離婚が成立し、親権は私、養育費と慰謝料もきっちり取り決めました。
慰謝料については、夫からは一括で100万円。
浮気相手には分割で支払ってもらう形に。すでに支払いが始まっており、今後支払いが滞れば法的措置も辞さない構えです。
夫は「こんなことになるとは思わなかった…」と繰り返していましたが、私は一切の情けをかけませんでした。
何より許せなかったのは、私だけでなく、子どもまでをも裏切ったこと。
家庭を壊した代償を、しっかりと背負ってもらうことにしたのです。
夫と浮気相手の“その後”とは?

離婚後、夫は職場での立場が悪くなり、地方の営業所へ異動になったと耳にしました。
浮気相手とはその後再会した様子もなく、当然ながら一緒にはなっていません。
夫のSNSは「人生やり直し中」なんて書かれていて、まるで被害者のような雰囲気を出しちゃってます。
ですが、やり直したいなら、それ相応の痛みを知るべきだと思います。
浮気相手の女性も、どうやら周囲から距離を置かれているらしく、職場を辞めたという話もありました。
自分で選んだ道なので、その結果を受け止めるのは、自分自身の責任です。
私が掴んだ新しい人生とは?
私は実家近くの小さなアパートに引っ越し、心機一転、新たな生活を始めました。
正直、最初のうちは不安もありました。でも、両親の協力や、子どもの無邪気な笑顔に何度も救われました。
子どもがある日、こんなことを言ってくれたんです。
「ママ、なんか最近すごく元気だね!」
その一言で、私は救われた気がしました。
この子のためにも、自分のためにも、もう後ろは見ない。そう決めた瞬間でした。
今は少しずつ、自分の時間を取り戻しています。
趣味だったハンドメイドを再開し、SNSで販売を始めたら少しずつファンがついてきて。
小さな夢が、また少しずつ動き始めています。
最後に「Nさんから伝えたいこと」

浮気されたこと、離婚に至ったこと――それ自体は、決して幸せな出来事ではなかったかもしれません。
でも、私は確かにそこから「自分を大切にすることの意味」を学びました。
そして、誰かに依存しない“自分軸の人生”を歩み始めたのです。
過去は変えられませんが、未来は自分の意志で変えていける。
今、私は胸を張ってそう言えます。

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