saccharin、新曲「群衆フライデー」をリリース
母親がスナックを営み、歓楽街の匂いを纏いながら育ったという独自のコミュニケーションから生まれるその表現もまたsaccharinでしか成し得ないものになっている。
今作は「日本の一生廃れない俗語”華金”。新宿歌舞伎町はコマ劇場前、終電付近~夜明けまでの人の機微や流れを熟視し、生まれた感覚や発した言葉らを形にした」とのことで、金曜の夜に日常のあらゆるものから解き放たれた群衆の人間模様をsaccharin流のブルースにした一曲。
キーボードにはTENDRE、ベースには高木祥太(BREIMEN)、ギターに竹之内一彌が参加し、ドラムは松浦自身、ギターとミックスでFahlberg、マスタリングにはDISCMPACTが参加している。
そして、saccharinのルーツであり呼吸である酒場を俯瞰の視点で記録したミュージックビデオがオフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。
コメント
【saccharin コメント】
日本の一生廃れない俗語”華金”。新宿歌舞伎町はコマ劇場前、終電付近~夜明けまでの人の機微や流れを熟視し、生まれた感覚や発した言葉らを形にした。
騙し絵のようなエフェクトや偏見を持つ某週刊誌等の見出しに劣らぬ、素人もんの歌舞伎スキャンダルが眼に映り、移ろい、また新たなエネルギーが映り続けた。あの模様は非常に真実で生き様で、放浪中の山頭火のような私の自棄な心を安堵させた。ばあちゃんの甘塩っぱい肉じゃがを食べた時とは全く違う安堵だったからイヤだったな。
リリース情報
saccharin「群衆フライデー」
2025年3月26日(水) デジタルリリース
OTOTOY配信中
ハイレゾ
https://ototoy.jp/_/default/p/2635029
ロスレス
https://ototoy.jp/_/default/p/2634985
フォトギャラリー
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